出版社内容情報
サッカー選手の3割は指導者の話を聞かない……では、どうする?
岩瀬健(現・大分トリニータヘッドコーチ)はトップチームからスクールまで様々なカテゴリーのサッカー選手を指導してきた。サッカー指導者は、ピッチ外における「指導者の理論(頭)」とピッチ内における「選手の感覚(コツ)」に隔たりがあることを自覚しなければならない、と彼は言う。
つまり、緻密な理論を持つことは当然として、その理論を柔軟に伝えなければ選手は躍動しない――。
トップチーム監督デビューとなった大宮アルディージャでの失敗も踏まえながら、個人、グループ、チーム、戦術、分析、練習それぞれのベストな伝え方をサッカーライターの清水英斗ともに考察していく。
内容説明
プロサッカー指導者の岩瀬健はトップチームからスクールまで様々なカテゴリーのサッカー選手を指導してきた。サッカー指導者は、ピッチ外における「指導者の理論(ロジック)」とピッチ内における「選手の感覚(フィーリング)」に隔たりがあることを自覚しなければならない、と彼は言う。つまり、机上では緻密な理論を持つことは当然として、現場ではその理論を柔軟に伝えなければ選手は躍動してくれない―。トップチーム監督デビューとなった大宮アルディージャでの経験も踏まえながら、試合、戦術、分析、練習、育成、選手など、シチュエーションごとの最良の伝え方をサッカーライターの清水英斗とともに考察していく。
目次
序章 「伝える」とは何か?
第1章 ロジックは緻密に、伝え方はポップに
第2章 サッカーの戦術とは何か?
第3章 ゲーム分析と伝え方
第4章 練習設計の考え方
第5章 育成に携わる者として
第6章 個人、グループ、チームの関係性
対談 指導者の「伝え方」を考察する―岩瀬健(大分トリニータヘッドコーチ)×戸田和幸(元日本代表・解説者・指導者)
著者等紹介
岩瀬健[イワセケン]
1975年7月8日生まれ、千葉県出身。習志野高校から1994年に浦和レッドダイヤモンズに加入。98年シーズン途中に大宮アルディージャへ移籍し、5シーズンプレーしたのち指導者の道へ。浦和のユースコーチなどを経て13年から柏レイソルの育成組織で指導。U‐15コーチ、U‐15監督、アカデミーダイレクターを歴任し、17年からトップチームのヘッドコーチに昇格。18年のリーグ戦残り2試合を監督として指揮。19年はアカデミーヘッドオブコーチ、2020年は大分トリニータのヘッドコーチ、21年は大宮の監督に就任するも、同年5月に成績不振を理由に解任。22年から再び大分のヘッドコーチを務めている
清水英斗[シミズヒデト]
1979年12月1日生まれ、岐阜県出身。プレーヤー目線で試合の深みを切り取るサッカーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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