サッカー指導者は伝え方で決まる―机上は緻密に、現場は柔軟に

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サッカー指導者は伝え方で決まる―机上は緻密に、現場は柔軟に

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862556448
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0075

出版社内容情報

サッカー選手の3割は指導者の話を聞かない……では、どうする?


岩瀬健(現・大分トリニータヘッドコーチ)はトップチームからスクールまで様々なカテゴリーのサッカー選手を指導してきた。サッカー指導者は、ピッチ外における「指導者の理論(頭)」とピッチ内における「選手の感覚(コツ)」に隔たりがあることを自覚しなければならない、と彼は言う。

つまり、緻密な理論を持つことは当然として、その理論を柔軟に伝えなければ選手は躍動しない――。
トップチーム監督デビューとなった大宮アルディージャでの失敗も踏まえながら、個人、グループ、チーム、戦術、分析、練習それぞれのベストな伝え方をサッカーライターの清水英斗ともに考察していく。

内容説明

プロサッカー指導者の岩瀬健はトップチームからスクールまで様々なカテゴリーのサッカー選手を指導してきた。サッカー指導者は、ピッチ外における「指導者の理論(ロジック)」とピッチ内における「選手の感覚(フィーリング)」に隔たりがあることを自覚しなければならない、と彼は言う。つまり、机上では緻密な理論を持つことは当然として、現場ではその理論を柔軟に伝えなければ選手は躍動してくれない―。トップチーム監督デビューとなった大宮アルディージャでの経験も踏まえながら、試合、戦術、分析、練習、育成、選手など、シチュエーションごとの最良の伝え方をサッカーライターの清水英斗とともに考察していく。

目次

序章 「伝える」とは何か?
第1章 ロジックは緻密に、伝え方はポップに
第2章 サッカーの戦術とは何か?
第3章 ゲーム分析と伝え方
第4章 練習設計の考え方
第5章 育成に携わる者として
第6章 個人、グループ、チームの関係性
対談 指導者の「伝え方」を考察する―岩瀬健(大分トリニータヘッドコーチ)×戸田和幸(元日本代表・解説者・指導者)

著者等紹介

岩瀬健[イワセケン]
1975年7月8日生まれ、千葉県出身。習志野高校から1994年に浦和レッドダイヤモンズに加入。98年シーズン途中に大宮アルディージャへ移籍し、5シーズンプレーしたのち指導者の道へ。浦和のユースコーチなどを経て13年から柏レイソルの育成組織で指導。U‐15コーチ、U‐15監督、アカデミーダイレクターを歴任し、17年からトップチームのヘッドコーチに昇格。18年のリーグ戦残り2試合を監督として指揮。19年はアカデミーヘッドオブコーチ、2020年は大分トリニータのヘッドコーチ、21年は大宮の監督に就任するも、同年5月に成績不振を理由に解任。22年から再び大分のヘッドコーチを務めている

清水英斗[シミズヒデト]
1979年12月1日生まれ、岐阜県出身。プレーヤー目線で試合の深みを切り取るサッカーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こも 旧柏バカ一代

16
勝利と育成はどっちも重要。言語化出来ない子もいれば言語化がスラスラ出来る子もいる。そんな子供達、プロの選手たち1人1人と向き合いながら。そして、自身の失敗を踏まえながら次のステップへ進んでいく岩瀬さんマジでハンパないです。言語化が上手く、戦術目のある選手で名前が出てくるのが中山雄太だと云うのも何となく分かる。どんなポジションでもソツなくこなす原点はユース時代から姿勢に出ていたんだな。そして、似たような事を気にする選手が大谷と栗澤だったのも、、優勝した時に2人はボランチで大活躍していたもんな、、2022/06/07

Zero fagi

3
監督として、あるいは、コーチとしてどう選手と接するか?どんな言葉を選ぶか?といったかなり細かいところに突っ込んだ内容になっていて非常に興味深かった。個人的には監督やコーチの役回りの話、分析の手法などは非常にシンプルにまとめられていて実に参考になった。選手にもややこしい話はパス!というひとも多いだろうが、ファン・サポーターならさらに多いだろう。サッカーについてブログなどで記事を書くときの伝え方にもヒントをもらえる内容だったと思う。シンプルがやはり強い。2022/09/07

Go Extreme

3
「伝える」とは何か: お互いが次に進むために 指導者としていかに伝えるか ロジックは緻密に、伝え方はポップに: 伝えるのは指導者だが伝わる方法は相手によって決まる ロジックを好む選手との接し方 ズバッと変えられる勇気はあるか? サッカーの戦術とは何か?: 戦術が「窮屈ではない」若い選手が増えつつある ゲーム分析と伝え方: 練習設計は敵陣、自陣に分けて考えると落とし込みやすい 練習設計の考え方: プレービジョンの浸透・増幅 育成に携わる者として 個人、グループ、チームの関係性: チームと個人の成長のバランス2022/07/17

辻井凌|つじー

2
第1章は「僕はなぜ監督になりきれなかったのか」を赤裸々に答えてくれているので必読だ。コーチから監督に変わるときに必要な資質が岩瀬さんの実感を伴って伝わってくる。サポが監督を見る際の一つの指標が得られるかも。タイトル通り、伝え方の教科書として読んでもいいんだけど、僕はコーチと監督は何が違うのかという目線で読んだ。岩瀬さんはコーチ職から監督職へ完全に脱皮できなかったから大宮ではうまくいかなかったのかもしれないことを示唆してる気がした。逆に真の監督へ脱皮した岩瀬さんを今後みてみたい。2022/09/05

Masaki Sato

0
kindle unlimited。初めて本格的に監督として指揮を執った大宮では散々な結果になった岩瀬さんが何を語るのかと興味を持った。テーマは伝え方。監督と選手の立場が違う以上、選択肢を与えるような言い方をしても指示だと受け取られてしまう、コーチは選手の話を聞くことが大事だが、監督は決断をしなければならないなど、コミュニケーションは一筋縄ではいかない。どんな仕事でも必要な要素でもあり、試行錯誤をしながら身に着けていかないといけないのだろう。2024/03/19

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