出版社内容情報
今年も「皆殺し映画通信」の季節がやってきた!
相も変わらず「誰がこんな映画作ったんだよ! 」と叫びたくなる謎映画が公開されている。
誰が観ているのかもわからない、そんな映画たちを「皆殺し映画通信」がぶった斬る!
内容説明
ハイコンセプト地方映画、出し遅れのオリンピック映画、クールジャパン案件映画、底抜けサブカル映画、異世界お祭り映画、どうぶつ映画二〇二一…そんな謎映画を徹底的に観て、映画とは何かを問い、映画の本質をえぐりだす、容赦なき痛烈邦画レビュー!
目次
『えんとつ町のプペル』
『応天門の変』
『名も無き世界のエンドロール』
『空〓の森』
『めぐみへの誓い』
『ツナガレラジオ―僕らの雨降Days』
『太陽は動かない』
『ブレイブ―群青戦記』
『劇場版 奥様は、取り扱い注意』
『種まく旅人―華蓮のかがやき』〔ほか〕
著者等紹介
柳下毅一郎[ヤナシタキイチロウ]
1963年大阪府生まれ。英米文学翻訳家・映画評論家。雑誌『宝島』の編集者を経てフリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
北白川にゃんこ
5
映画ポスターバトルが見所か。ポスターはあんまり見ないからなあ。ちょっと注目してみるか。2023/05/28
ちょうすけ
5
タイトルからホラー映画(惨殺限定)の紹介本だと勘違いしていた。毎年刊行されているシリーズ物で、誰も見ないような駄作)邦画を題材として筆者がひたすら扱き下ろす内容の2021年版。純粋に映画を楽しんでいる人が読むとイラっとするかもしれないが、邦画を見て「突っ込みどころが多い作品だな。」とか「チープな造りだな。」とか「矛盾点が多すぎる。」とか思っていた人には面白可笑しく読める。私自身は2021年に3本ほど邦画を観ていたが、その作品についてはレビューがなかった。基本、レビューは筆者が駄作認定した作品に限るようだ。2023/01/13
Gen Kato
2
楽しみに待っていた最新刊。今回のツッコミも冴えわたっておられます。そして大丈夫なのか日本映画(大丈夫じゃなさそうだけど)。10年の節目だそうですが、まだまだ続けてほしいなあ(ついていきます2022/04/24
レンコン餅
0
皆殺し映画通信を追ってきて、段々柳下さんがうーんと思っている映画が、個人的に、「良いのになぁ」と思える作品が増えてきた。もちろん、変な映画はあるけれども みうらじゅんさんの本も出るらしいから、セットで読みたい2022/05/17
Mr.deep
0
10周年でも一切ネタ切れしてないのは喜ぶべきやら嘆くべきやら。巻末オマケの映画ポスターこき下ろし対談が面白かった。2022/05/01
-
- 電子書籍
- 俺だけが魔王も創造主も支配する【タテヨ…
-
- 和書
- 教師の文章