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内容説明
はるか神話の時代から現代に至るまで、日本人の歩みは動物たちとあった!少年時代からさまざまな動物に魅了され、動物にまつわる伝承、生態の研究に心血を注いできた動物研究家・實吉達郎が綴る、動物たちが主役の日本史。古代・鎌倉・江戸・明治以降のそれぞれの時代において、人と動物の関係性はどのように変化していったのか。歴史上の古典、伝承、事件などからその変遷を紐解く。
目次
日本人と動物
第1章 神話とともにはじまった「日本」 古代~平安時代(神話とともにはじまった「日本」;Tレックスより強かった?太古のクジラとその仲間たち ほか)
第2章 人と動物のパートナー化が進んだ時代 鎌倉時代~室町時代(人と動物のパートナー化が進んだ時代;雁の動きで敵を察した?元祖ヒーロー武将、源義家 ほか)
第3章 京都から江戸へ、文化の中心が大移動した時代 江戸時代(京都から江戸へ、文化の中心が大移動した時代;和尚の父は犬?犬にまつわる奇譚 ほか)
第4章 日本、そして動物たちにとっての大転換期の到来 明治時代以降(日本、そして動物たちにとっての大転換期の到来;動物愛好家としても知られた明治天皇 ほか)
著者等紹介
實吉達郎[サネヨシタツオ]
1929年広島県生まれ。動物研究家、作家。幼少期よりさまざまな動物と親しみ、東京農業大学を卒業後は、宮内庁下総御料牧場(三里塚御料牧場)、野毛山動物園での勤務を経て、1955年よりブラジルへ渡航。現地で移民生活を送りながら日々動物の研究に明け暮れる。帰国後は動物研究の第一人者として執筆活動の傍らテレビ番組など数多くのメディアにも出演。未確認動物「UMA」の命名者としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。