内容説明
わかりにくいジャッジに関して実際に起きた野球の名珍場面からクイズ形式で出題。なぜ、そのジャッジになるのかを根拠となる野球規則・イラストとあわせて解説。知ってそうで知らなかった45のジャッジ。
目次
打撃編(ホームラン性の飛球が応援団の旗に当たり外野へ落ちた場合の判定は?;同点でサヨナラ満塁ホームランも、打者走者が一塁走者を追い越したときの判定は? ほか)
投球編(投球が鳩に直撃し、捕手にまで届かなかった。判定は?;投球後、帽子から冷凍キャベツが落ちてきた。まさかの事態、ルール上はどうなる? ほか)
守備編(届かない打球に思わずグラブを投げて、打球を止めた内野手。このプレーは許される?;1アウト満塁で捕手がインフィールドフライを落としたあと、三塁走者より早く本塁を踏み、一塁へ送球。これで、併殺成立となる? ほか)
走塁編(走者が三塁を回ったところで、三塁ベースコーチと接触してしまった。この走者にはどのような判定がくだされる?;プロ野球の試合中に一塁ベースコーチと三塁ベースコーチが入れ替わった。これはルール上、認められる? ほか)
記録編(5点リードで迎えた7回裏1アウト一、三塁から一塁走者が盗塁。点差が開いていることもあり、ファーストは一塁に着いていなかった。捕手も二塁へ送球せず、楽々セーフ。このとき、記録はどうなる?;一塁けん制に引っかかった走者が、相手守備のミスで一塁に生き残った。その後、再びけん制におびきだされ、二塁ベース手前でタッチアウト。この走者にはどのような記録がつく? ほか)
著者等紹介
小林毅二[コバヤシタケジ]
元セントラルリーグ審判部長。日体荏原高校から日本大学卒業後、(株)丸井を経てセントラルリーグ審判部入局。2000年から審判部長、2003年12月に退任した。現在は高校野球、大学野球の審判員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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