おしゃべり科学―ひと晩で理系になれる最先端科学講義集

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おしゃべり科学―ひと晩で理系になれる最先端科学講義集

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862552167
  • NDC分類 404
  • Cコード C0040

目次

第1章 理論物理学 磯暁・高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所教授 真空は空っぽじゃない―暗黒エネルギーからさぐる、宇宙の正体
第2章 行動生物学 成瀬清・国立基礎生物学研究所准教授 メダカは幼なじみがお好き?―視覚にたよる世界観
第3章 計算化学 望月建爾・総合研究大学院大学博士課程在籍分子科学研究所 水分子のいすとりゲーム―氷が融ける瞬間
第4章 分子細胞生理学 富永真琴・岡崎バイオサイエンスセンター細胞生理部門教授 虫は防虫剤でヤケドする?―温度センサーのだまし方
第5章 応用動物行動学 塚原直樹・総合研究大学院大学学融合推進センター助教 カラスをだます―かしこいだけじゃない、カラスの秘密
第6章 神経生物学 平田たつみ・国立遺伝学研究所教授 脳のクセ―見えない操縦士
第7章 電波天文学 本間希樹・国立天文台水沢VLBI観測所准教授 銀河系の自分探し―銀河の地図のつくり方
第8章 極地生態学 伊村智・国立極地研究所教授 コケのノーガード戦法―コケに学ぶ戦わない生き方
第9章 進化生理学 颯田葉子・総合研究大学院大学生命共生体進化学専攻教授 進化と病気の深い縁―理想じゃない人間の姿

著者等紹介

奥本素子[オクモトモトコ]
1980年生まれ。総合研究大学院大学学融合推進センター助教。2009年、総合研究大学院大学において博士号を取得。現在は博物館を中心にインフォーマルラーニングについて、教育工学的手法にのっとり研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tetsu

12
★4  理論物理学「真空は空っぽじゃない」、 行動生物学「メダカは幼なじみがお好き?」、 計算科学「水分子のいすとりゲーム」、 分子細胞生理学「虫は防虫剤でヤケドする?」、 応用動物行動学「カラスをだます」、 神経生物学「脳のくせ」、 電波天文学「銀河系の自分探し」、 極地生態学「コケのノーガード戦法」、 進化生理学「進化と病気の深い縁」、 9章のテーマでどれも分かりやすく興味深い内容でなかなかイイ。 2018/09/03

やす

4
研究者との対談形式での研究と科学の紹介。 内容の面白さに加えて語り口のちょうど良さもあり、とても楽しく読めた。2022/08/10

gachi_folk

3
「おしゃべり」形式ってのが科学オンチな人間にとって理解しやすくて良いな。ひと晩で理系になれるかはさておき、科学の世界をちょいとだけでも覗けた事で、メダカが見るカラフルな世界に近づけた気がする。さて、イオンチャネルを開きに熱いコーヒーを飲みに行こうかしら。2014/04/03

Carol

2
面白かった〜!完全なる文系人間で、学生時代は数学も化学も全くわからなかったけれど、研究者の先生たちの話は本当に面白い。物質が物質として存在していること自体が謎なんですねぇ。人間も反物質が存在して、それと出会ってしまったら消えちゃうはずで、消えずにいる方が不思議だと考えると、日々の些末な色々が大したことないように感じてきます。あと辛味が味覚じゃない説も面白かった。局地研究所も行ってみたいなー。2023/04/15

ショア

2
対談方式で現状の科学を知れておもしろい。宇宙から苔まで幅広い。2021/05/30

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