内容説明
「むしくい」に必要な基礎知識とヒント、フォトジェニックかつ実用的なむしごはんレシピ、虫が食べられるお店のグルメガイド、マンガ家・ロビン西による昆虫食初体験マンガ、社会を席巻する虫をめぐるニュース、「むしくい」についてのさまざまなギモン…。ビギナーから昆虫をむさぼり食う猛者までこの1冊で大満足。昆虫への価値観がひっくりかえる、まったく新しい「むしくい」のせかいへご案内~。
目次
第1章 むしの食べかた
第2章 むしごはんレシピ
第3章 むしグルメガイド
第4章 むしくいマンガ/作・ロビン西
第5章 世界のむしニュース!
第6章 むしくいQ&A
著者等紹介
ムシモアゼルギリコ[ムシモアゼルギリコ]
フリーライター。約5年前より昆虫料理研究会(内山昭一氏主催)に参加し、“虫食いライター”としての活動を始める。テレビ、ラジオ、雑誌、トークライブなどで昆虫食の楽しさを広めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bianca
52
息子の理科の課題で昆虫食を調べることになったので借りてきた本。これは興味深いです。レシピだけでなく昆虫食場面ありの漫画・映画も紹介されているし、実際チャレンジできるイベントやレストランも。元々長野県民には馴染が深い昆虫食。昆虫が食べている物によって、大分美味しさに違いがあるとわかりました。筆者によると香良しのサクラケムシが一番美味しいらしいです。不思議とイナゴを見ると“食べ物”と認識するのに、それ以外は違うと思い込む自分の脳内メカニズムが知りたい(笑)やっぱり、下ごしらえ段階が一番ハードル高いというか…。2017/01/31
chimako
52
何度も開いたり閉じたりしながら読み終わり。可愛い装丁と作りで思わず開いてしまうけれども苦手な人には要注意!ページを捲りながら苦虫噛み潰したみたいな顔になってしまう(+_+)食は文化。食べる人をどうこう言うつもりはこれっぽっちもありませんが、いやはやなんとも食するのは無理っぽいです。ハイ。2014/11/04
kinkin
40
ゲテモノと呼ばれている昆虫だが実はこんなに食べられているんです、美味しいんです調で書かれているのが個人的に好きではない。むやみに明るさを演出する装丁や、内容のまとめ方も好きではない。昆虫の写真を見ても距離を置きすぎていないか。むしくいというのだから、もっと大胆に虫嫌いがいっそう嫌いになるくらいの内容のほうがよかったと思う。どうも、アクを取り除いた見世物小屋風だ。2015/03/06
北風
14
装丁がかわいいので、ついうっかり手にとってしまった人もいるんじゃないでしょうか? 中身は地獄絵巻でした。 いかにして昆虫をおいしく食べるか?にこだわった本です。 しかし内容は「セミラーメン」や「●●●(あえて伏せ字)ココアクッキー」の作り方を書いた「むしくいレシピ」に、昆虫を食べさせてくれる店を紹介した「むしくいグルメガイド」と盛りだくさん! もうなにがなんでもむしくい!…人生が変わるかも知れない一冊です…。 オススメ度:(人を選ぶ本なので対象外)2014/04/25
あっくん
11
未知の世界はやっぱりドキドキするなーと久々に感じられた。自分自身はイナゴの佃煮くらいしか経験はないが、昆虫食の持つ可能性を感じることができる入門書。 子供の頃に追いかけて捕まえた馴染みのある25種類もの昆虫の具体的な調理法や風味を写真付きで解説している。途中に挟まれるコラムや昆虫食を扱った他の書籍やマンガを紹介しているのも心憎い。 ところ変われば…ではないが、全世界の人口比で言えば30%の人々が日常的に昆虫食を嗜んでいるというデータには驚いた。2022/09/17