内容説明
企業スポーツの休廃部が相次ぐ日本スポーツ界において、長い間理想とされてきたクラブ運営があります。それは世界最高峰のスポーツクラブ・FCバルセロナが採用する“ソシオ制度”。16万人のソシオ会員が支えるバルサの究極の運営ノウハウを、スポーツマネジメントの専門家がわかりやすく解説。バルサのように、企業もオーナーもいない、地域みんなで支えるクラブ作りを目指しましょう。
目次
1 理想のスポーツクラブFCバルセロナ(世界最大級のクラブFCバルセロナのソシオ制度;2つのキーワードから日本版スポーツモデルを考える ほか)
2 FCバルセロナのクラブ運営にみるソシオ制度(クラブの定款を理解すればソシオ制度の本質が見えてくる;クラブの設立目的と事業内容について考える ほか)
3 めざせバルサ!日本版ソシオ制度を作ろう(FCバルセロナのソシオ制度は日本スポーツ界に根づくのか?;地域スポーツクラブを法人化するメリット ほか)
4 企業主導型モデルの危機とソシオ制度への期待(日本スポーツ界の現状と理想のスポーツクラブモデル;企業が求めるものとスポーツ本来の目的 ほか)
5 スポーツクラブの社会公益性を考える(体育・スポーツの実践はすべての国民に与えられた基本的権利;スポーツビジネスへの世界的な注目の高まり ほか)
著者等紹介
谷塚哲[ヤツカテツ]
REGISTA有限責任事業組合代表。1972年埼玉県生まれ。順天堂大学卒業、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修了。自らも競技者として高校、大学、地域リーグでサッカーをプレーし、30歳で現役引退。行政書士資格を取得後、2005年にスポーツ法務事務所/谷塚行政書士事務所を開業し、プロスポーツから地域スポーツまで幅広く業務を展開中。2008年には、スポーツ界のワンストップサービスを目指し、あらゆる問題にも対応できるよう行政書士、弁護士、公認会計士、弁理士、JFA公認エージェント、学職経験者等を集めた組織「REGISTA.LLP」を設立。“総合スポーツマネジメント組織”として、スポーツ界の発展をサポートしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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