内容説明
メレディス、エドワーズ、チャールトン、ロー、ベスト、カントナ、ギグス、キーン、ベッカム、ルーニー、C.ロナウド…規格外の“赤い悪魔”たちが織り成す「痛快」で「詩的」で「劇的」な大河ドラマ。
目次
異教徒たち
マニー、マニー、マニー
このクラブは誰のもの?
堕落とよろめき
いいから思いきりプレーしてこい
マット・バズビー・ユナイテッド
レッド・デヴィルズ誕生
マンチェスターに咲く花
長く(険しい)再生への道
リア王舞台を去る〔ほか〕
著者等紹介
ホワイト,ジム[ホワイト,ジム][White,Jim]
マンチェスター生まれ。地元のグラマースクールからブリストル大学で英語学の学位を取得後、ジャーナリズム界へ。インディペンデント、ガーディアンを経て、現在はデイリー・テレグラフでスポーツライター、コラムニストとして活躍する傍ら、BBCテレビ、同ラジオ、STV、スカイスポーツなどで司会者も務める。BBCラジオ5で放送された『ウェンブリー・スタジアムの終焉』ではソニー・ゴールド賞を受賞。その他、スヴェン・ゴラン・エリクソンやジョゼ・モウリーニョのドキュメンタリー番組制作も手がけた
東本貢司[ヒガシモトコウジ]
大阪府出身。英国パブリックスクール修了後、国際基督教大学教養学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゾロりん
1
非常に読みごたえがある。ファーガソンの就任から読んだんだけど、結局このチームはファーガソンのチームなんだなぁと実感。いつまでもお元気で。・・・と言っても、一体いつまでやるんだろ。2010/03/29
杉江由次
1
一見真面目な正史に見えますが、中にはマンチェスター・ユナイテッドのサポーターによる偏愛史である。だから正史であれば削除されるようなこともしっかり描かれており、面白いのなんの。2010/03/01
K
0
ユナイテッド・サポーターの著者による、偏愛的クラブ史。成り立ちから、ルジニキでのJT足滑らせ事件に至るまで。内容は面白い。当事者たちの発言からは、人間臭さがぷんぷん伝わってきた。イギリス人(のフットボール・ジャーナリスト)らしい筆致が翻訳でも再現されているのだろうと想像するが、翻訳者肝いりのカタカナ表記に、ちょっと違和感。ミドゥルスブラ、とか、レインジャーズ、とか。分からないわけではないけど、そこまでこだわるなら、ら抜き言葉は使わないで欲しかったなあ。2014/12/04
フジ
0
ファンには必読書かもしれません。まあ、自分はファンではないですが……。それでも、プレミアはよく観るので、興味深く読めました。2014/03/14
車寅次郎
0
つらつらと、マンチェスターユナイテッドの歴史が書いてある本。まさにタイトル通りの本で、当時のマンチェスター市の労働階級の貧困や、メンバーが乗る飛行機が事故に合い8人の選手が亡くなるミュンヘンの悲劇、そして昨年までユナイテッドを率いた、ファーガソンの就任など、事細かに書いてある。ただ書籍としては、レアルマドリーの物語、白の軍団がおもしろい。この偉大なるクラブに小柄な日本人が、入団するのはこの本を書き終えた2年後のことだ。個人的には、モイーズもチームを掌握しつつあり、今シーズンのユナイテッドにも期待している。2013/11/23
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