資料で読み解くアジア主義―日本とアジアの200年を一次資料でたどる

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  • サイズ A5判/ページ数 664p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784862516268
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C3020

出版社内容情報

本書は、東アジアにおける約150年の「アジア主義」の思想的展開を、思想家・政治家・活動家らの一次史料を通じて解明するものである。

日本のアジア主義者のみならず、中国・韓国・トルコ・インド・東南アジアなど各国の文献を収録し、初訳史料も多数含んでいる。これまで知られてこなかった資料から、多様な思想の実像に迫る。

各史料には専門研究者が背景と意義を解説し、文脈を丁寧に補っている。14か国・30名以上の歴史研究者が参加した国際的共同研究の成果である。

日本語版の刊行により、地域ごとの特徴と共通点を比較し、アジア主義の多様性を理解する手がかりを提供する。


【目次】

日本語版の刊行にあたって

序論

第1章  「アジア主義」以前の「アジア」概念 松田宏一郎

第2章 興亜会と亜細亜協会(1880 - 1883年) ウルス・マティアス・ザックマン

第3章 玄洋社(1881年)と近代日本における海外膨張思想 ジョエル・ヨース

第4章 「興亜」 ―─ 荒尾精と井上雅二 マイケル・A・シュナイダー

第5章 樽井藤吉『大東合邦論』(1893年) キュヒュン・キム

第6章 近衛篤麿と黄色人種同盟思想(1898年) ウルス・マティアス・ザックマン

第7章 岡倉天心とアジア主義(1903 - 1906年) 何菁

第8章 黒龍会(1901 - 1920年) スヴェン・サーラ

第9章 宮崎滔天のアジア主義(1915 - 1919年) クリストファー・W・A・スピルマン

第10章 波多野烏峰『亜細亜合同論』(1912年) ルネ・ヴォリンジャ

第11章 永井柳太郎「白禍論」(1913年) ピーター・ドウス

第12章 徐載弼『独立新聞』の論説(1898 - 1899年) 金鳳珍

第13章 章炳麟と亜州和親会(1907年) 蔡源

第14章 アブディルレシト・イブラヒム──『イスラム世界――日本におけるイスラムの普及』(1910年) セルチュク・エセンベル

第15章 安重根「東洋平和論」(1910年) 李・思政

第16章 李大釗「大亜細亜主義と新亜細亜主義」(1919年) マーク・アンドレ・マッテン

第17章 クルバン・アリと在日タタールのコミュニティー(1922年) セルチュク・エセンベル

第18章 ラス・ビハリ・ボース──インド独立運動と日本 堀田江理

第19章 ドイツ、孫文、そしてアジア主義 (1917 - 1923年) スヴェン・サーラ

第20章 第一次世界大戦期のアジア主義──小寺謙吉(1916年)、澤柳政太郎(1919年)、杉田定一(1920年) スヴェン・サーラ

第21章 ポール・リシャール『告日本國』(1917年)、『アジアの曙光』(1920年)  クリストファー・W・A・スピルマン

第22章 北昤吉「誤解されたるアジア主義」、「我が国の大使命」(1917年) クリストファー・W・A・スピルマン

第23章 タラクナート・ダス──現実主義的な大戦略としてのアジア連帯論(1917 - 1918年) ジェミル・アイディン

第24章 近衛文麿「英米本位の平和主義を排す」(1918年) 堀田江理

第25章 中野正剛のポピュリズム、ファシズム、そしてアジア主義(1917 - 1942

内容説明

豊富な一次資料と、14カ国の大学で教鞭をとる30人以上の歴史研究者による解説。欧米諸国でも注目を浴びた最大規模のアジア主義研究がついに日本で出版!

目次

「アジア主義」以前の「アジア」概念
興亜会と亜細亜協会(1880‐1883年)
玄洋社(1881年)と近代日本における海外膨張思想
「興亜」―荒尾精と井上雅二
樽井藤吉『大東合邦論』(1893年)
近衛篤麿と黄色人種同盟思想(1898年)
岡倉天心とアジア主義(1903‐1906年)
黒龍会(1901‐1920年)
宮崎滔天のアジア主義(1915‐1919年)
波多野烏峰『亜細亜合同論』(1912年)
永井柳太郎「白禍論」(1913年)
徐載弼『独立新聞』の論説(1898‐1899年)
章炳麟と亜州和親会(1907年)
アブディルレシト・イブラヒム―『イスラム世界―日本におけるイスラムの普及』(1910年)
安重根「東洋平和論」(1910年)
李大&#37335
「大亜細亜主義と新亜細亜主義」(1919年)
クルバン・アリと在日タタールのコミュニティー(1922年)
ラス・ビハリ・ボース―インド独立運動と日本
ドイツ、孫文、そしてアジア主義(1917‐1923年)
第一次世界大戦期のアジア主義―小寺謙吉(1916年)、澤柳政太郎(1919年)、杉田定一(1920年)〔ほか〕

著者等紹介

サーラ,スヴェン[サーラ,スヴェン] [Saaler,Sven]
上智大学国際教養学部教授(日本近現代史)、グローバル・スタディーズ研究科委員長。ボン大学文学部博士課程修了(日本研究、歴史学、政治学)。ドイツ‐日本研究所人文科学研究部部長、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部准教授、上智大学国際教養学部准教授を経て、2016年より現職

スピルマン,クリストファー・W.A.[スピルマン,クリストファーW.A.] [W.A.Szpilman,Christopher]
帝京大学文学部元教授、博士(PhD、日本近現代史)エール大学大学院歴史学研究科博士課程修了。ハーバード大学ライシャワー研究所客員研究員、九州産業大学教授を経て、帝京大学教授(2020年退職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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