読書バリアフリーの世界―大活字本と電子書籍の普及と活用

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  • サイズ A5判/ページ数 152p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784862515094
  • NDC分類 015.17
  • Cコード C3036

出版社内容情報

大活字本、電子書籍、点字図書、音声図書、布の絵本、LLブック、手話付きの絵本……。 本を読みたくても、読むことができない状態、つまり、「本の飢餓」の問題を解消し、読書バリアフリーの世界を実現するためには、こうした「バリアフリー資料」の存在が欠かせません。 本書では、読書バリアフリーの環境を整えるために取り組まれていること、そして、これから必要なことを紹介していきます。 誰もが本を読むのに困らない社会を実現するために、私たちができることは何か、一緒に考えていきましょう。

内容説明

大活字本、電子書籍、点字図書、音声図書、布の絵本、LLブック、手話付きの絵本…。本を読みたくても、読むことができない状態、つまり「本の飢餓」の問題を解消し、読書バリアフリーの世界を実現するためには、こうした「バリアフリー資料」の存在が欠かせません。本書では、読者バリアフリーの環境を整えるために取り組まれていること、そして、これから必要なことを紹介していきます。読者バリアフリー社会を実現するために、私たちができることは何か、一緒に考えていきましょう。

目次

序章 「大活字本」の世界へようこそ
第1章 「読者バリアフリー法」とは何か
第2章 さまざまな「バリアフリー資料」
第3章 「大活字本」のあゆみ
第4章 「大活字本」出版の現状と展望
第5章 「大活字本」を読む
第6章 アクセシブルな電子書籍への期待
終章 読書から「誰一人取り残さない」社会の実現に向けて

著者等紹介

野口武悟[ノグチタケノリ]
専修大学文学部教授、放送大学客員教授。筑波大学大学院博士課程修了、博士(図書館情報学)。図書館情報学を専門とし、読書バリアフリー、障害者サービス、子どもの読書活動、電子図書館などを研究している。現在、千代田区図書館評議会会長、小田原市図書館協議会委員長、(公社)全国学校図書館協議会編集委員会委員長のほか、NPOブックスタート理事、日本特別ニーズ教育学会理事、(一社)日本子どもの本研究会監事、(公社)日本図書館協会障害者サービス委員会委員、(一社)日本出版インフラセンターABSC管理委員会委員なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

81
本の飢餓を解消し、読書バリアフリー環境を実現する為の取組みと現状を簡易に示してくれる本。様々な障害等で読みたくても読めない方もいる。しかし、我々読書人であっても、例えば今日これから何らかの理由で突然失明する可能性は零では決してない。更にそうでなくとも歳は公平に訪れる。この2つは我々読書人に飢餓状態を突如産み、苦しませるだろう。特に高齢化が先進国として断トツに進む我が国がこれを率先して取り組む事は他国やバリアフリーへの先鞭のみならず新産業創出に迄なるのではと思った。電子とネットが発達した今だからこそである。2023/10/01

がらくたどん

68
「読書バリアフリー法」が始動して約4年、策定する地方自治体も徐々には増えているが、始動期は人もお金もかかるのが常なので現状特に不便のない「本好きさん」はどんな感じでこの施策を眺めているんだろうとは思って来た。そこに『ハンチバック』と『世界でいちばん透きとおった物語』という物語の一端に普及版墨字紙書籍での読書が内包するバリアを掬い取った作品が支持された。このまま「読書バリアフリー」という概念が特殊な誰かさんのためのものでなく私たちのためのものに育つと良いなと思う。障害者用加工書籍でなく一般頒布の大活字本に→2023/08/30

とよぽん

54
再読。電子書籍が今後もっとアクセシブルになって、視覚障がい者だけでなく、ディスレクシア(読字障がい)など書籍等の紙面に視線を定めることが難しい人に「読書バリアフリー」を広げて行ければ・・・と思った。読みたくても読めない人の読書の飢餓状態を改善するために「読書バリアフリー法」が2019年6月に制定・施行されたという。まずは、公共の図書館および学校図書館でのサービス向上、出版およびIT業界の技術開発が早急に進められることを期待したい。しかし、都道府県の「読書バリアフリー計画」の策定はあまり広がっていない。2023/10/25

とよぽん

54
音訳をしていて、情報のバリアフリーということを考えるようになった。様々な方法で読書ができるように、技術はめざましく発達してきた。大活字本のコーナーも図書館で見かける。これからは電子書籍を中心に、視覚に障害のある方々に向けていろいろ便利な機能を搭載されていくと思う。利用したい人が手軽に利用できるように、関係機関の意識や対応が充実していってほしい。2023/09/22

よっち

33
本を読みたくても、読むことができない状態、つまり、「本の飢餓」の問題を解消し、読書バリアフリーの世界を実現するため、その環境を整えるための取り組みや、これから必要なことを紹介する一冊。本の飢餓問題とは何か、少なくない「プリントディスアビリティ」の状況を解説しながら、読書バリアフリー法や、点字資料、音声図書、布の絵本、LLブック、といった資料と著作権の問題、そして大活字本が解説大きくページを割いていましたが、今後はまだ課題もあるものの電子書籍などデバイスを使用したものが主流になっていくのかもしれないですね。2023/08/17

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