出版社内容情報
シリーズ第2巻「人間椅子」は、表題作のほか、「Ｄ坂の殺人事件」「押絵と旅する男」「蟲」の4篇を収載。「人間椅子」は、椅子の中に住み、そこに座る女のぬくもりを味わう男の体験談。不思議で過激な乱歩の世界観が味わえる。「Ｄ坂の殺人事件」は、初期の作品で明智小五郎の初登場作である。この第2巻は短編、中編の作品であるため、読みやすく乱歩の奇妙で妖しい世界が堪能できる一冊となっている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko＠ヴィタリにゃん
53
字が大き過ぎて疲れてしまったが、内容はとても良かった。人間椅子と蟲が特に良かった😊2024/10/20
ekoeko
2
「人間椅子」「D坂の殺人事件」「押絵と旅する男」「蟲」4編。明智小五郎といえば自分の中では天地茂のダンディーなイメージだが「D坂の殺人事件」の頭もじゃもじゃする明智小五郎が金田一さんみたいなイメージに。冷やしコーヒーという言葉が斬新。2024/03/31
