出版社内容情報
福島第一原発事故の被害は今も続き、将来にも深刻な後遺症を残す。本書ではこの事故を契機に、原子力発電が内包する問題を解説する。2011年3月11日に発生した福島第一原発の事故は過酷でその被害は今にも及び、残念ながら将来にも厳しい後遺症を残す。被災者の苦悩のみならず、事故現場での対処の厳しい作業も今後数十年続く。また原子炉の廃炉作業は、通常30年ぐらいの時間を要する。放射性廃棄物の処理方法は確立されていない。原子力発電が抱えるさまざまな問題について解説。
はじめに
第一章 原発過酷事故のおさらいー将来に向けて
第二章 福島第一原子力発電所大事故と被災の現状はどんな実態か
第三章 人・住民への放射能の被曝、苦悩
第四章 放射性廃棄物の量
第五章 東京電力の大事故とその処理、その経営状態
第六章 原発コスト、廃棄処理費などバックエンド費用
第七章 まとめの前に―原発の再稼働・脱原発は?
第八章 総まとめ―脱原発を目指すのが正しい選択肢であろう
付表
おわりに
参考文献
安藤 顯[アンドウ ケン]
マネジメントプランニング 代表
東京大学教養学科科学史科学哲学卒業、コロンビア大学研修、1967年12月 三菱レイヨンニューヨーク事務所長、1978年1月フィシバ社(ブラジル)専務取締役、1978年1 月 三菱レイヨンドブラジル社長、1985年4月太陽誘電常務取締役、太陽誘電?ドイツ、USA、シンガポール、韓国、台湾専務理事、1995/6 太陽誘電常勤監査役、2001.6退任、2001年6月マネジメントプランニング代表、現在に至る。2001年10 ~ 日本経営倫理学会会員、2014/4~ 地球サステイナビリティを考える会主宰。
内容説明
内部被曝問題や福島第一原発の作業の難しさ、遅れ、あるいは原発再稼働を目指しての評価など、報道が少なくなっている現状をどう打開していけばいいのか。基本的・本質的問題に焦点を合わせた。
目次
第1章 原発過酷事故のおさらい―将来に向けて
第2章 福島第一原子力発電所大事故と被災の現状はどんな実態か
第3章 人・住民への放射能の被曝、苦悩
第4章 放射性廃棄物の量―管理・処理、および核燃料サイクル
第5章 東京電力の大事故とその処理、その経営状態
第6章 原発コスト、廃棄処理費などバックエンド費用
第7章 まとめの前に―原発の再稼働・脱原発は?
第8章 総まとめ―脱原発を目指すのが正しい選択肢であろう
著者等紹介
安藤顯[アンドウケン]
マネジメントプランニング代表。東京大学教養学科科学史科学哲学卒業、コロンビア大学研修、1967年12月三菱レイヨンニューヨーク事務所長、1978年1月フィシバ社(ブラジル)専務取締役、1978年1月三菱レイヨンドブラジル社長、1985年4月太陽誘電常務取締役、太陽誘電‐ドイツ、USA、シンガポール、韓国、台湾専務理事、1995/6太陽誘電常勤監査役、2001.6退任、2001年6月マネジメントプランニング代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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