内容説明
2002年に小泉純一郎元総理大臣が設置した「知的財産戦略会議」にはどんな意義があったのか?特許を重視するプロ・パテント政策、逆に軽視するアンチ・パテント政策をアメリカなどは政府が自在に使い分けながら自国の産業浮揚を図ってきた。日本でも戦略として特許を考えることが大事である。本書では、特許の歴史を紐ときながら特許戦略の重要さを楽しく、わかりやすく説明する。
目次
第1日め 古代からギリシャ・ローマ時代の技術の秘匿と拡散
第2日め ルネサンスのヴェネツィアで特許制度は始まった
第3日め 近代的特許制度の成立とイギリス産業革命
第4日め アメリカの産業革命と特許戦略
第5日め 混迷の始まりと戦争
第6日め 平和の進展と深まる苦悩
第7日め 日本の産業革命
第8日め 次の時代、中国は
著者等紹介
黒川正弘[クロカワマサヒロ]
工学博士。1980年大阪市立大学大学院工学部後期博士課程卒業。三菱瓦斯化学株式会社に入社。2005年同社研究推進部知的財産グループに移動、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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