内容説明
広島快食案内から16年ぶりの上梓。広島のお好み焼の歴史、真のルーツをひもとく…
目次
お好み焼のルーツは東京市
井畝満夫さんと一銭洋食のつながり
焼きそばスタイルという傍流
安芸と備後はお好み焼文化も違う
なぜお好み焼が広島名物になったのか
お好み焼地位向上のために
名店たちの系譜
さまざまなオプションとその歴史
お好みソースの深淵
お好み焼は高いか、安いか?
お好み焼き丼と朝オコを巡る冒険
キャベツ山脈と焼きそば・焼きうどん
著者等紹介
シャオヘイ[シャオヘイ]
平成10年(1998)、レストランレビューサイト「広島快食案内」を開設(現在は快食.com)。平成11年頃(1999)、電子掲示板「快食情報交換室」を設置し、影響力が拡大(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いちろく
37
紹介していただいた本。具材を重ねて焼く(蒸し焼きとも言う)広島風のお好み焼き。そんな広島焼きにスポットをあててフィールドワークを実施した内容。各店の味の紹介よりも、焼き方や具材などのルーツを求める事に趣を置いているので、ノンフィクションよりも報告書を読んでいる感覚に近い。面白そうと感じた部分を中心に、流し読みと深読みを繰り返して読了。ただ、ここまで深く広島焼きを調べるなら、著者の個人的なオススメ店の情報が欲しかった。ルーツも良いけれど、参考にしながら実際に美味しいお店にも行きたいよね?2019/07/30
チェリーニ
15
イャー面白い本でした。この本は、広島人必読の書である。2019/08/31
tetsubun1000mg
5
広島のお好み焼きの分類を目指した本。 店の名前や作り方が非常に沢山出てきて、実際に食べて回ったのが分かります。 研究書風の文章で味が伝わってこなかったのが残念。2019/07/07
角田和也
3
お好み焼きはどこから来てどこへ行くのか。 どこへ向かうのかわかりませんが、そのルーツがわかります。 長年にわたり私財を投じた地道な取材には頭が下がります。 今のところ、お好み焼きのルーツそして分岐を裏付けるためのお店紹介的な要素が強いですが、きっと将来、貴重な資料になると思います。2019/12/30
ekoeko
1
関西風とは言うが広島風とは言わない。みっちゃん、へんくつや、麗ちゃん、たまる・・・有名どころはもちろん食べていますが一番美味しいのは一人で焼いてる近所の小さなお店です。「お好みソースの深淵」の章が興味深かった。同級生のおうちだった「ちこ」はもうないと思う。メリケン粉という言葉が懐かしい!小学生のころおばあちゃんが使ってた言葉。ちなみに周囲は鉄板でへらで食すが自分はへらの使い方が下手。お皿に移してもらいお箸で食す。でも断層は崩さない派。2020/02/28
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