内容説明
右か左か、全ての軍事力に反対かそれとも戦争がしたいのか「おまえはどっちの立場なんだ?」ということを問われずに、自由に自分の意見を言い、議論し合って、お互いが学び合える―そんな沖縄になってほしい。『道』シリーズ第5弾。
目次
第1章 沖縄問題を考えるために(ふたつの顔の沖縄―沖縄移住者、赴任者のための沖縄理解入門;沖縄人(うちなーんちゅ)のアイデンティティ―琉球処分から日本復帰、そして現在)
第2章 「県民感情」を理解できなければ沖縄問題は解決できない―「沖縄対大和」という対立を超えて(沖縄対大和という図式;沖縄の県民感情とは何か ほか)
第3章 沖縄問題の「議論」ができるようになるために(我々は同情してもらうために日本に「復帰」したのではない;私の自衛隊アレルギーが消えるまで ほか)
第4章 足もとから考える沖縄(2010年、尖閣諸島領海侵犯が沖縄にもたらすもの;2010年、争点なき沖縄県知事選挙 ほか)
第5章 沖縄2011年秋―イデオロギーに囚われずに沖縄を語るということ(確かに決断できない日本だけど―ケビン・メア『決断できない日本』を読む;子どもと現場教師不在の教科書採択騒動―中学校「公民」の教科書を比べてみる)
著者等紹介
宮城能彦[ミヤギヨシヒコ]
1960年、沖縄県那覇市生まれ浦添市育ち。1979年、琉球大学法文学部社会学科入学、1984年、兵庫教育大学大学院入学。1989年、沖縄女子短期大学専任講師を経て、1999年より沖縄大学人文学部教授で現在に至る。専攻は社会学、地域社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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