出版社内容情報
落語に登場する植物を一堂に集めて100話を収録。草木・花・穀物・
果物・野菜・昆布など。植物名の五十音順に配列。
冒頭に落語の簡単なあらすじを配し、その植物に関するあれこれを
面白おかしくご紹介。
艶話としゃれ言葉で頭の体操。植物写真100点を収載。
大阪の地域情報紙『うえまち』の連載31話分に新たに69話加えた。
内容説明
落語に登場する草・木・花・穀物・果物・野菜・昆布など100点余の植物の豆知識とエピソード。艶話と洒落ことばで頭の体操!
目次
あおい『紀州』
あさ『麻のれん』
おさがお『朝顔買い』
あざみ『鬼薊清吉』
あずき『ぜんざい公社』
アスパラガス『アスパラガス』
あぶらな『東の旅・野辺』
あわ『粟餅』
いちょう『豆狸』
いね『米揚げ笊』〔ほか〕
著者等紹介
相羽秋夫[アイバアキオ]
1941年名古屋市の生まれ。66年同志社大学法学部卒と同時に松竹芸能(株)入社。大村崑、正司敏江・玲児、笑福亭鶴瓶のマネージャーや角座のプロデューサーを経て78年フリーに。その後、演芸評論家、放送作家、大阪芸術大学教授・芸術計画学科長(88~2012年)。文化庁芸術祭賞、大阪文化祭賞、上方漫才大賞はじめ数々の審査員をつとめる。茨木市文化振興財団理事。上方お笑い大賞・秋田實賞、大阪府知事表彰、大阪市民表彰を受賞。約40冊の著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
2
ふむ2023/07/01
kaz
1
特に上方の噺は、知らないネタも多々あり、その発見だけでも満足。植物の名前の由来等の雑学も楽しい。ただし、各項のダジャレは総じてイマイチ。図書館の内容紹介は『落語に登場する草・木・花・穀物・果物・野菜・昆布など100点余の植物を五十音順に配列。噺のあらすじとその植物にまつわる雑学を紹介する。地域情報紙『うえまち』連載に書き下ろしを加える』。 2023/03/26
狐狸窟彦兵衛
1
昨年夏の刊行直後から読み始めて、少しずつ楽しみながら読んできました。植物について、しゃれことば、艶笑、俳句に川柳と当意即妙の幅の広さにオドロキ、モモノキな本でした。前に読んだ署名で検索したら「らくご動物園」が出てきて、間違って登録してしまいました。2023/03/21
さら
0
落語が紹介されているだけかと思ったら、雑学満載で楽しかった。葵から綿まで100折。2022/10/28
kei
0
多岐にわたる植物のエピソード面白かった。落ちがわからないものもあったが。2022/09/26