内容説明
日本人として育ち戦争を体験した。終戦時に篤志看護助手、学徒兵、航空厰少年工などだった人たちが、その後の激変する台湾社会で紡いだ人生を綴る。日本とは別の戦後70年。
目次
第1章 終戦の激流と邂逅
第2章 海峡の危機と軍人家族村
第3章 陸軍士官学校の留学生隊
第4章 国防部、旅行社、「偕行社」
第5章 台北の人、台中の人
第6章 製糖工場跡の出合い
第7章 二つの苦難を越えて
第8章 キーステン・ハーゲンとともに
第9章 戦中の記憶、さまざまな人生
著者等紹介
大谷渡[オオヤワタル]
関西大学教授。日本近現代史専攻・博士(文学)。1949年12月、奈良県に生まれる。関西大学文学部卒業、関西大学大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。