目次
かくの如く我れ聞きにき。―序品
その時、仏、眉間白毫相の光を放ち。―序品
妙法蓮華・教菩薩法・仏所護念と名くるを説き給うべし。―序品
合掌して一心に待ちたてまつれ。―序品
諸仏の智恵は甚深無量なり。―方便品
言辞柔軟にして衆の心を悦可せしむ。―方便品
唯だ仏と仏とのみ乃ちよく諸法の実相を究尽したまえり。―方便品
いわゆる諸法の是の如き相…本末究竟等となり。―方便品
世尊法久しくして後、要らずまさに真実を説き給うべし。―方便品
是の人は則ち釈迦牟尼仏を見るなり。
無量義とは一法より生ず。
四十余年には未だ真実を顕わさず。
解異なるが故に得法・得果・得道亦異なる。
一切の法に於て勇健の想を得ん。
我が心自ずから空なれば罪福も主なし。
若し懺悔せんと欲せば端坐して実相を思え。
著者等紹介
高橋勇夫[タカハシイサオ]
大正9年3月11日、大阪市西成区に生れる。旧制住吉中学(現住吉高校)を経て、東洋大学文学部仏教学科卒。兵役。戦後、昭和23年9月より大谷学園勤務。宗教・歴史担当。昭和39年9月より、昭和52年3月まで東大谷高等学校副校長。大谷女子短期大学講師。仏教学・宗教・歴史学を担当。日蓮本宗正福寺住職。平成10年逝去。個人誌『菩提樹』主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。