内容説明
拡大し変貌していく街の姿。明治後半の紡績工場、芝居街や花街、大正期の船場、軍隊と都市計画など多彩な切り口から人々の暮らしの営みを描く。
目次
序章 20世紀の息吹の中で
第1章 悲しみと希望
第2章 『大阪時事新報』に見る明治後期の衛生環境
第3章 新聞作家と道頓堀五座
第4章 大阪五花街断章
第5章 「北船場」地域の会社の変遷
第6章 師団移転・公園化の構想
第7章 航空機時代の女性記者
第8章 織田作之助が愛した街
第9章 『大阪新聞』のコラムと司馬遼太郎
著者等紹介
大谷渡[オオヤワタル]
関西大学文学部教授。関西大学大阪都市遺産研究センター研究リーダー。日本近現代史専攻・博士(文学)。1949年12月、奈良県に生まれる。関西大学文学部卒業、関西大学大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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