内容説明
『般若心経』の一字一句を、様々な逸話や日常の出来事と重ね合わせながら読み解き、日々の暮らしにその教えを活かす道をわかりやすく説く。巻頭に『般若心経』全文を掲載、各講で逐次読み下しと解説を加える。全十二講。今に活かす般若心経の教え。
目次
今なぜ『般若心経』なのか
真理を求めて
観音さんの慈悲
一切これ空なり
永遠に生きる
すばらしい人間の感覚
老いを知らず
苦からの出発
無我に生きる
不安のない世界
尊厳なる自覚
彼岸に到る
著者等紹介
宝積玄承[ホウズミゲンショウ]
1937年、熊本県人吉市に生まれる。1959年、花園大学仏教学科卒業後、山田無文老師の下に参じ、祥福寺専門道場で10余年修行、のち大森曹幻老師に参学し嗣法、「無畏室」と号す。財団法人禅文化研究所を経て、花園大学実践禅学講師、禅仏教とキリスト教との「東西霊性交流」に30余年携わる。現在、NHK文化センター、朝日カルチャーセンター講師、花園大学文学部客員教授、的真塾京都国際禅堂代表、世界宗教者平和会議日本委員会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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