内容説明
植民地時代から解放後の朝鮮を生き抜いた一人の社会主義者が希求した社会とは…。「日記」は実在したのか?本書が刊行されるや、韓国では「日記」の作者李真鮮が実在するか否か、出版界、歴史学会で波紋を呼んだ問題作。
著者等紹介
孫錫春[ソンソクチュン]
シンクタンク「新しい社会を創る研究所」代表。1960年韓国忠清北道忠州生まれ。延世大学哲学科卒業、高麗大学校政策科大学院卒業後、『東亜日報』記者、『ハンギョレ新聞』労働組合委員長、論説委員などで活躍。この間、言論改革市民連帯創立共同代表を務めたほか、言論人として韓国記者賞(1990年)、民主言論賞(1996年)など受賞。中央大学校(2003年)、延世大学校(2005年)で言論、新聞学の兼任教授を務めた
張春栄[チャンチュニョン]
韓国語教室講師。朝鮮学校を卒業した在日2世で、神戸を中心に活動している
川瀬俊治[カワセシュンジ]
ジャーナリスト。奈良新聞、解放出版記者など勤めた
羅基泰[ラギテ]
在日韓人歴史資料館(東京)研究員。朝鮮学校を卒業した在日2世。在日朝鮮人運動史研究会会員でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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