甲子園ホテル物語―西の帝国ホテルとフランク・ロイド・ライト

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甲子園ホテル物語―西の帝国ホテルとフランク・ロイド・ライト

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  • サイズ A5判/ページ数 188p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784862491404
  • NDC分類 689.8
  • Cコード C0052

出版社内容情報

●内容紹介(版元ドットコムより)
昭和5年、阪神間に開業した甲子園ホテル。設計者・遠藤新による空間デザイン
(ライト式建築)と、支配人・林愛作の構想が結実した日本のホテルの魁となっ
た。提供された様々なもてなしと、それを担ったホテルマンたちの姿を描く。
カラー口絵14ページ。

●目次(版元ドットコムより)
■主要目次
第Ⅰ部 甲子園ホテル物語
 チョコレートと野球…ホテル特製のケーキとロシア人/ホテル司厨士と野球/モダン村・鳴尾村/
  白い地面が緑と赤に/モダニズムの名作、武庫大橋/フランク・ロイド・ライトと阪神間/ほか
 陽をうける厨房…ホテルの顔を任された男/甲子園ホテルのフランス料理
 スキヤキ…甲子園ホテル独特のスキヤキ/帝国ホテル(東京會館)のスキヤキ/ホテルで暮らす陶
  芸家/リゾートホテルでの作陶、三笠焼/ほか
 ファミリーホテル…東洋風のメインダイニング/林式ホテル/日本のホテルの魁/遠藤が引き継ぐ
  林式/帝国ホテルが力を入れた大阪のホテル/ほか
 戦争と新しき土…クーデターと甲子園ホテル/阪神間と甲子園ホテル/出征を見送るホテル/宮さ
  まと甲子園ホテル/最後の結婚披露宴/ほか
 新料理長…GHQ接収/林愛作と内海藤太郎/地域に開かれた甲子園会館として再出発/日本ホテ
  ル史に刻まれる甲子園ホテルと西宮/ほか
第Ⅱ部 F・L・ライトと三色の石物語
 石が彩る風景…日本人と石/学生にも知られる石/東京山の手を飾る石/フランク・ロイド・ライト
  と帝国ホテル/ライトが惚れた赤い石/青白い石の真相/蜂の巣石を探して
 甲子園ホテルの黄色い石…西の帝国ホテルの石・日華石/ライトと弟子の石との出会い/打出の小槌
  の彫刻/時代が新たな石の使い方を生み出す/土地の石に帰る/この土地の石、六甲花崗岩(御影石)
第Ⅲ部 甲子園ホテルに泊まる旅
  マニラ・ホテル/タールビスタホテル(フィリピン・タガイタイ)/ホテル・ニューグランド(横浜)
  /帝国ホテル/富士屋ホテル(箱根)/笹屋ホテル(長野)/川奈ホテル(伊豆)/蒲郡ホテル(現・
  蒲郡プリンスホテル、愛知)/日光金谷ホテル/軽井沢万平ホテル/雲仙観光ホテル

目次

第1部 甲子園ホテル物語(チョコレートと野球;陽をうける厨房;スキヤキ;ファミリーホテル;戦争と新しき土;新料理長)
第2部 F.L.ライトと三色の石物語(石が彩る風景;甲子園ホテルの黄色い石)
第3部 甲子園ホテルに泊まる旅

著者等紹介

三宅正弘[ミヤケマサヒロ]
武庫川女子大学生活環境学部生活環境学科准教授・武庫川女子大学生活美学研究所准教授。1969年芦屋市生まれ。関西大学建築学科卒、京都大学大学院修士課程修了、大阪大学大学院博士課程修了(専攻:環境工学)。工学博士。都市計画事務所や徳島大学助手(専攻:土木工学)などを経て現職。専門は地域デザイン、まちづくり。また洋菓子、プロ野球、外国客船など毎年、多彩な視点で、これからの都市計画論を新聞各紙連載やテレビコメンテーターで提案している。芦屋市内にある「ライト坂」の命名者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Myan2Myan

3
開業からわずか14年で閉業した旧甲子園ホテルの華やかかりし時代の物語を知ると、戦争がなければ…と悔やまれて仕方がない。そこにはかつて、ホテル建設から営業に関わったたくさんの人々思いや、そこを訪れた人々の思い出が詰まっていた。今は、武庫川女子大学の建築学部の学舎として活用され、住宅街の中、静かに佇んでいる建物の姿からは、かつての阪神間の賑わいは感じられない。しかし、大事に保存修復され、今も堂々と貴賓を感じさせるその姿は素晴らしい。 製菓長であった林田シェフの味を引き継ぐライト洋菓子店のケーキも食べてみたい。2021/09/26

ココアにんにく

2
武庫大橋から西へ向かう時に、独特な塔が木立の上に見えるので以前から気になっていました。書店で面陳列されている本書を発見。最近の本かと思っていたら2009年発売。今は武庫川女子大の学舎。一度見学してみたい。西宮七園や阪神間モダニズムなど写真と文章で実感できます。シンボルの打出の小槌、戦前の華やかな時代がここにあったかと思うと、近くを通る時の気持ちが変わります。スイーツや料理の記述に関心がいってしまう。神戸のモロゾフやゴンチャロフはロシア人から、そういえばロシアらしい名前と今更気付いた。2017/12/26

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

1
☆×4.0…かつてあった西の帝国ホテルといわれたホテル、それが「甲子園ホテル」なのです。その内部や料理なんかは今でも十分やっていけるほどのもの。だけれども時代の変遷で再開することはありませんでした。設計者についても書かれています。そう、石材の項目にご注目。ある案は採掘量のせいで採用にならなかったのですがもしそうだったとしたら…違って見えたでしょうね。2010/11/09

ゆうやけPC

0
自宅近所にある不思議な形の建物の謎を知ることが出来た2020/06/02

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