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内容説明
“アニメ”ではなく“テレビまんが”と呼ばれていた70年代―現在も愛され続けるキャラクターが数多く生まれた。「画を描くことが好き」という当時のアニメーターたちのピュアな想いが、作画枚数の制限という壁をものともしない、画期的な動画表現を生み出した。いまや大ベテランとなった彼らの創意工夫は、現在のアニメシーンにも多大な影響を与えている。その技法や表現は、いかにして誕生したのだろうか?当事者たちと彼らをリスペクトし続ける世代が、深く、熱く、作画とその信条を語る。
目次
1 野田卓雄×羽原信義―伝説のアニメーター金田伊功を介して引き継がれるケレン味あふれる作画ゲノム
2 金山明博×越智一裕―『コン・バトラーV』『ボルテス5』『闘将ダイモス』…熱きビジュアルを支えた男と少年の出会い
3 須田正己×梅津泰臣―日常の観察から生まれる“かっこいい”ヒーロー
4 二宮常雄×浜崎博嗣―“歌”とともに生まれたタツノコキャラとアニメーターに求められる“芝居”
5 姫野美智×本橋秀之―「自分に厳しくあれ」美麗なタッチの裏にかくされた師・荒木伸吾の言葉
特別対談 大塚康生×木村圭市郎―テレビまんがの黎明期から作り続けてきた男たちが考える“楽しいアニメ”
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
テキィ
4
絵が下手な人がいても成立する。結構個人が勝手な事をしても良い。今より時間があった。おいおい、それはどこの業界の話なんだい。と、思っちゃうよな。最近つくづく思うんだけど、極めて優秀な人間がリーダーにならないと成立しない組織って、人を育てられないし、長期的に見れば組織としての延命は難しいんじゃないの?強い人間しか生き残れないつーのは、やっぱりシステムとして病んでいるよ。2012/11/23
tomdam
1
アニメは変わってしまった。2012/08/12
富士さん
0
とりあえず楽しく読めました。むき出し原資料の対談集なので、他の証言とか資料と突き合わせないとここで語られている意味をはっきりと理解することは難しいですが、70年代に業界の中心にいた人たちと今ではビックネームになっている後輩との組み合わせばかりなので、勘違いや放言もこの時代の業界とその後の時代の業界の実像を語る資料として十分に使える内容だと思います。ただ、編集者が悪質なミスリードをしなくても、「あの頃は良かった、それに比べて今は・・・」みたいなニュアンスがどうしても出てしまうのがこういう企画の難点ですね。2015/12/17
わとそん
0
おもしろい2012/07/30
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