内容説明
勤務形態から採用試験、給料、私生活まで。これが警察官のリアルライフだ。
目次
巻頭特集 強盗・誘拐・要人警護…実録 警察官の仕事現場(交通警察の仕事―速度違反取り締まり(交通部交通機動隊)
機動捜査隊の仕事―強盗事件捜査(刑事部機動捜査隊) ほか)
1 警察組織その未知なる世界(階級と役職―ピラミッド社会を支えるヒエラルキー;警察庁―全国警察の頂点に立つ中枢機関 ほか)
2 部署別マル超解説!!これが日本を守る警察官の仕事だ!(刑事部;警備部 ほか)
3 警察官のリアルライフ―拝命から異動・昇任・セカンドキャリアまで(給料がもらえる警察学校の授業って?;規律は軍隊並!?警察学校の寮生活 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pyonko
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警察小説を読んでいて気になっていたことについていくつか書かれていた。 (公安部と刑事部の対立とか、キャリアとノンキャリの対立とか)小説だけだと刑事部以外はそんなにスポットが当たらないので、それ以外の組織について知れたのは良かった。あと、Pフォンっていうのは初めて聞いた。まあこれだけモバイルが使われていれば、流れ的にそうなっていくのは当たり前だが。尾行の為の交通費とかを結局自腹で負担する~という件があったが、 そういうのはきちんと清算すべきだと思う。組織としてお金の管理はしっかりとするべきではないか。2014/04/28
藤中恭美
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今回は何と言っても無線機にとって代わって、GPS、指紋認識機能を持った警察専用携帯電話『Pフォン』の存在が最大の収穫でした。2009年から警視庁の一部の警察署で試験的に使われていて、2011年から順次に使われていくらしい。携帯している拳銃も今回わかって「ニューナンブM60」「S&WM37エアーウェイト」だそうで、どっちかどっちだと思っていたのだけれど、2種類あるんだということがわかった。あと、警視庁は殺人犯捜査第一~第十二係。ずっと強行犯捜査第一~第十二係だと思っていた(汗)2012/12/06
ゆであずき
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網羅している範囲は広いが全体的に内容は薄く、期待外れ。『警視庁捜査一課殺人班』のほうがはるかに充実しているように感じた2012/05/22
miso
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元警察官だった2名の方と、◯◯◯◯大学の教授の話は、内容がリアルで良かった。警察官の職務って沢山あるんだね。2019/10/13
ワニ夫くん
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ちょっと古い資料なのですが、まずは2012年の本書を読んでからもう少し後の警察の進化を見ようという事で、まず読んでみました。 僕は何度か読み直しながら細かい警察の仕組みを覚えている感じで、あんまり今回読んで新鮮な感想というのはないと思ってたら、意外と抜け落ちているところや誤解して覚えていたところもあり……。 警察関連の資料の中では基礎の基礎みたいなところを学ぶのに昔は重宝してましたけど、結構更新されるので今わざわざ読む必要は薄いかなと思います。2019/06/29