内容説明
鈴木宗男が復権できた理由と、いまの日本に足りないもの。東日本大震災、福島第一原発事故、TPP、二〇一二年に相次ぐ可能性がある主要国首悩交代など、国内外ともに大きな変化のなかに現在の日本はある。変わらざるをえない状況にあるなかで、いま日本に必要なものは何なのか?思考停止に陥った安易な反新自由主義論や机上のエネルギー論・安全保障論とは一線を画した、戦後保守政治家の末裔・鈴木宗男とともに魚住昭・佐藤優が日本にいま必要なものを語る。
目次
第1部 鈴木宗男×佐藤優―鈴木宗男、自らの政治姿勢を語る(3・11獄中での新党構想;空疎な震災復興議論;「情」を失った政治;政治家にとっての「情」とは ほか)
第2部 魚住昭×佐藤優―戦後保守政治と新自由主義、そして官僚制(厳冬、立木の割れる音;三百人よりも、五人が大切;戦後保守政治=土着的社民主義;オーバーラップする野中広務と田中角栄 ほか)
著者等紹介
鈴木宗男[スズキムネオ]
1948年北海道生まれ。83年、衆議員議員選挙に初当選。97年に北海道・沖縄開発庁長官で初入閣。その後、自民党や政府の要職を歴任。2002年、斡旋収賄容疑と受託収賄容疑で東京地検特捜部に逮捕される。10年、有罪確定、同年12月6日収監、11年12月6日仮釈放。現在、新党大地・真民主代表として活動
魚住昭[ウオズミアキラ]
1951年熊本県生まれ。一橋大学法学部卒業後、共同通信社に入社。司法記者として東京地検特捜部などを担当。96年からフリージャーナリストとして活動
佐藤優[サトウマサル]
1960年東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在ロシア連邦日本国大使館勤務後、外務本省国際情報局分析第一課で主任分析官を務める。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で東京地検特捜部に逮捕される。09年最高裁で有罪確定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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gonta19
緋莢
no_hi
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Shiho F