内容説明
イエスの誕生日はクリスマスではない!?なぜ「旧約」と「新約」の2つの聖書があるの?カトリックとプロテスタントの違いは?―聖書、歴史、教派から最新事情までこれ一冊でキリスト教のすべてがわかる。
目次
序章 キリスト教とはどのような宗教か?
第1章 ユダヤ教からキリスト教へ
第2章 ローマ帝国公認の宗教へ―キリスト教発展期
第3章 東西教会の分裂とキリスト教の中世
第4章 宗教改革と近世・近代のキリスト教
キリスト教の現在
第6章 キリスト教をさらに理解するためのQ&A
著者等紹介
山我哲雄[ヤマガテツオ]
1951年生まれ、専門は聖書学、キリスト教学。北星学園大学大学院教授。85年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了(聖書学・宗教学専攻)。埼玉大学、早稲田大学、立教種学、東京女子大学等で聖書学、キリスト教学関係の講師を務めた後、90年、北星学園大学助教授、95年、同大学教授。日本聖書学会研究所所員。『旧約聖書』(岩波書店)で「出エジプト記」、「レビ記」、「民数記」を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぞしま
8
頁ごとにサマリーがあるつくりで、図もあり、整理されていて、読みやすいと思います。2015/10/03
みそさざえ
4
自分の知識はプロテスタント偏っていたので、カトリックや東方教会についての大まかな知識を得るにはよかった。2016/05/24
flat
3
分かりやすく纏まっていたのでキリスト教の理解が進んだと思う。しかし一口にキリスト教と言っても同じキリスト教の中で対立も生じている。それが人間の業によるものなのか発展の要因となったのかは判断の迷う所。2019/02/26
ケルトリ
2
全然わかっていなかったキリスト教について理解を深めることができた。古代ローマに行われた第1ニカイア公会議の影響めちゃデカいな……。広まった経緯や権力と腐敗の背景も『○○だったから△△になった』という理論で知ることができて面白かった。2022/04/10
ここは
0
図もあって、基本的なキリスト教の流れを知るのに役にたつ。2012/05/14