目次
第1部 お母さんに言えなかったこと(七夕;レインコート;プレゼント;女子の関係;外のお母さん)
第2部 子どもに聞けなかったこと(心磨き;ドンマイ;はたらく喜び;涙をふいて;答え)
著者等紹介
石川結貴[イシカワユウキ]
1961年静岡県生まれ。妻、母親としての自身の生活体験と豊富な取材実績をもとに、現代家族のリアルな問題を鮮やかに描き出す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あつひめ
82
親になったことで子供の気持ちと親の気持ち、両方わかると思いたいが、実際には自分の親が私を育てた時の思いはやはりわからない。話さなければ通じない…。今の私は子供の気持ちにも親の気持ちにも上手く寄り添えないでいるなあと再読して考えた。子供の将来におぶさりたくないから距離を置き、鬱陶しいと思ってしまった親とも距離を置き。一人で生きている訳ではないのに…ダメだね。親には私を生んでくれてありがとう、そして我が子には生まれてくれてありがとう…といつか言葉にして伝えなくては。2014/03/09
あつひめ
17
そういうことあるなぁと自分の身に置き換えて読み進めていける1冊でした。過剰に押し付けるわけではなく卑下するわけでもなく、さらりと書いてあるからこんな時自分ならといつの間にか考えちゃうのです。大人は子供の頃を経験しているから子供の気持ちはつかみやすいような気がしちゃうけど、実際には心は十人十色同じものはないから、いくら親子が似ていても心は違うからそう簡単には理解できないのが本音かも。でも、わかった振りをすることが一番ダメなんじゃないか?と気づかせてくれる。一緒に悩み迷子になることも必要かも。子育ては己育て。2011/03/18
みぃ
2
投稿集かと思ったら、短編集&コラムでした。わかる、わかるんだけど…。今、現在の、母親を取り巻く環境を、状況を、この人は理解しているのかな?と思ってしまった。2015/02/06
ぽけっとももんが
0
母親向け道徳のテキストを読んだようです。「あなたならどうしますか」という問いかけが露骨すぎて、わたしはちょっと好きじゃない。2014/07/19
舞茸
0
物語とコラム。お母さんに言えなかったこと(子ども目線)と子どもに聞けなかったこと(親目線)の2部構成。子どもは親が思ってる以上にいろんなことを感じて成長している。子育てを親主体じゃなくて子主体の目線に立って振り返ることも大事。2013/12/19