内容説明
職人…それは定年のない一生涯の仕事。サラリーマンを辞めて蕎麦職人の仕事に就いた人。趣味が昂じて東洋一のメカニックと呼ばれるまでになった男社長。若い頃はヒッピーだったが、アート制作を仕事とし、自分の表現方法を見つけた人。ひとつの仕事を続けてきた人たちの言葉は重い。
目次
メカニック
蕎麦職人
蝋人形師
ガラス職人
大型ダンプ運転手
セルロイド人形師
銅板仏画師・伝統工芸士
仏壇職人
桐タンス職人
銅器職人
大工
義肢装具職人
傘職人
左官工
指圧師
寿司職人
個人タクシードライバー
造園庭師
ギター職人
彫金師・伝統工芸士
著者等紹介
大寺明[オオデラアキラ]
1971年富山県生まれ。法政大学卒。求人誌『週刊B‐ing』編集部、本とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』編集部を経て1999年に独立。2001年より求人誌『ガテン』の記事制作に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
綾瀬
2
職人魂というのが、時代と共に廃れてきたな。無駄なようなことでも、やり続けていくことで宝に変える。植物のように、いつ芽を出して咲くかは、わからないけど。2011/01/09
めっちー
1
主に60代以上の職人に仕事についてインタビューした本。家の仕事を継ぐ人も多く、何十年も同じ仕事をする事で実を結ぶ様になる。2021/09/10
きちか
0
☆★★★★2010/06/29
ほげっひ
0
「生涯現役」と一言で言っても・・・・すごいことだよ。うん。そういう仕事と出会えるってのは羨ましいな。気付いてないだけで出会ってるのだろうか。たとえ「家業」であっても続けていくってのは並大抵のことではないと思う。いやぁ、現在の自分と、自分の仕事を見つめなおすきっかけになりそう。2010/05/08
ちま
0
「家業を継ぐ」という選択肢が当然のようにあった時代から数十年しか経っていないのに、どうして職人は廃れていくしかないのだろう。「手に職をつける」ということを見直して欲しい。2010/04/13