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日本の電機産業に未来はあるのか

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862483874
  • NDC分類 542.09
  • Cコード C0033

内容説明

電機業界の「失われた10年」を総括しつつ、2010年以降の中期動向を見通し、避けられない業界再編の見取り図を公開する。

目次

第1章 2009年、奈落の底へ突き落とされた電機業界に光は差すのか(かつてない落ち込みに見舞われる電機メーカー;2009年、主要ハイテク製品の市場はどうなるのか;崖っぷちの半導体市場;どのセクターも軒並み大幅下方修正へ)
第2章 2010年以降の中期見通しと避けられない構造変化(株価はどこまで、09年を織り込んだか;電機業界の構造変化~中長期を占う)
第3章 電機業界の「失われた10年」を総括し、今後の業界再編を占う(業界概説;電機業界の失われた10年を分析する;業界再編はどうなるか)
第4章 技術はどのように発展するか、それはどのように予測できるか(デジタル経済学のアプローチ;エレクトロニクスの技術予測アプローチと新技術潮流)
第5章 主要なエレクトロニクス企業の紹介

著者等紹介

若林秀樹[ワカバヤシヒデキ]
1984年東京大学工学部、86年同大学院卒。同年野村総合研究所に入社、技術調査部を経て企業調査部主任研究員、ドレスナークラインオートベンソン証券、JPモルガン証券、みずほ証券で、通算、電機のアナリスト歴20年以上のキャリア。日本経済新聞の人気アナリストランキングで、97年より4年連続1位など1位5回、10年間で平均2位にランクされた。05年秋にヘッジファンド「フィノウェイブインベストメンツ」を立ち上げた。東京理科大MOT大学院で、非常勤講師として「エレクトロニクス産業論」を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たいそ

5
2009年ごろの日本の電機産業。電機業界の特徴と問題点、7つの「低」、デジタル化がもたらした7つの変化、水平分業といったあたりが参考になった。「デジタル家電では(中略)技術よりはビジネスモデルの戦いになったかのよう。」2013/08/01

koji

1
2年前に書かれた電機業界への警告の書。図書館から借りて著者の分析力に脱帽し購入していたが、続編となる「日本の電機産業はこうやって甦る」を読む前に再読。リーマンショック後の電機業界の見通し等多面的に分析されていてとても参考になります。とりわけ、「失われた10年の分析(7つの低)」、「デジタル化の本質」、「技術予想」、「主要企業の特徴」に関する記述が光ります。業界に携わる人だけでなく、好奇心が強く向上心がある企業人には読んでもらいたいと思います。2011/04/01

Yuryu

1
どちらにしろ、厳しいんだろうなと思った。

ちぶぞう

1
さすがトップアナリストだけあって、数字に裏付けられた説得力ある内容。エレクトロニクスは次の50年も重要な産業だけど、日本の特に総合電機は今までのままじゃ微妙と、いうのが読後の感想。2009/04/05

kmiyazaki0603

0
卒論で結構読み込みました。2011/12/15

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