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映画秘宝collection
バッド・ムービー・アミーゴスの日本映画最終戦争 邦画バブル死闘編〈2007‐2008年版〉

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862483805
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

安易なリメイクとテレビ局の介入で世界サイテー水準に堕ちた日本映画滅亡の危機にツワモノ3人衆が立ち上がった。2007‐08年のダメ日本映画58本メッタ刺し。年間公開数400本以上…なのに世界で通用する作品はゼロ。誰も日本映画を観なくなった理由がここにある。

目次

2007年(「んふっ」と鼻で笑う田村正和に絶句!邦画バブルを窮めた歴史的な珍品―『ラストラブ』;石原慎太郎の脚本はド素人以下!英霊たちも激怒するハンパな戦争映画―『俺は、君のためにこそ死ににいく』;「映画を壊す」前にちゃんと作れ!テポドン級に的はずれな“天才”の大失敗作―『大日本人』;オイラはもう撮りたくないっつーの!ネタも才能も枯渇した巨匠の悲鳴―『監督・ばんざい!』 ほか)
2008年(スポーツマンシップはどこ行った!?犯罪スキー集団とメンヘル女のドタバタ劇―『銀色のシーズン』;オレオレ詐欺の借金男を善人扱いするな!どこにも感情移入できない激安メロドラマ―『陰日向に咲く』;ウチのママは超アンチエイジング!62歳の吉永小百合が30代を演じる謎―『母べえ』;木更津は暴力犯罪が支配する危険な町!?腐女子向けやおいファンタジー―『KIDS』 ほか)

著者等紹介

柳下毅一郎[ヤナシタキイチロウ]
愛称・ガース。特殊翻訳家・映画評論家・殺人研究家。多摩美術大学講師。1963年生まれ、大阪府出身

江戸木純[エドキジュン]
愛称・エド。映画評論家・映画プロデューサー。1962年生まれ、東京都出身。映画評論家として執筆の傍ら“行動的批評”の一環として、『ムトゥ踊るマハラジャ』、『ロッタちゃん』シリーズ、『処刑人』など、既存の配給会社が扱わない知られざる映画を日本に紹介(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

57
邦画批評鼎談集。続編にあたる「日本映画空振り大三振」の方を先に読んだが、順番入れ替わっても問題なし。邦画58本メッタ切り。その中で私が見た作品は、大日本人、めがね、リメイク版椿三十郎、母べえ、少林少女、僕の彼女はサイボーグ、ザ・マジックアワー、崖の上のポニョ、以上の8本。ま、この中では大日本人とかポニョは好きだけどね。それでも文中で指摘してることは頷ける。僕の彼女はサイボーグはおっぱいが良いとか言って喜んでたり。あの映画、支離滅裂だけど綾瀬はるかの魅力は半端じゃないからなー。少林少女は志の低さが嫌だねえ。2021/04/10

白黒豆黄昏ぞんび

11
ここに載ってる映画は2〜3つしか観ていないんだけど、そもそも観る気にもならないものばかりでした。邦画に未来はあるのか…。ほんとうに観たいと思わせる映画が少ないんだよなあ。2012/10/11

桂けい

7
 ブックオフで購入して読んでみましたが、日本映画作っている方々は、殆どがバカかキ○ガイなのかな~と、思っちゃいますね^_^; この本が出来て、早7、8年経ちましたが日本映画の目も当てられない制作状況は、テラフォーマーズなどが出来ている限り、変わってなさそうで…2016/06/07

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

6
原田眞人の映画は絶対見たくない。そして『僕の彼女はサイボーグ』は見たい(笑)。綾瀬はるか万歳。2011/07/27

彩也

5
なんて言うか、底には底が。酷い映画が次から次へと、しかもより酷いものが出てくる。大規模公開系邦画は、脚本がダメ、基礎がなってない、に尽きるのかな。監督の不勉強が言われているが、これは助監督時代に多忙かつ薄給のため、勉強する余裕がないのではという気がした。個人的によく言ってくれた!は、「女はラブストーリーじゃないと観に来ないと思ってるのは、実際には女性をバカにしてるよね」「日本映画は、基本的に香港映画をバカにして作ってるんだよ。(中略)でも、香港映画はもはや日本映画の手の届かないところに行ってますから」2012/05/13

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