内容説明
「神、そう私は神だった!」現実か、妄想か!?日本、タイ、イタリア…躁病者は世界を目指す!誰にも止められない狂熱のエネルギーに突き動かされた、カオス渦巻く、禁断の世界“奇行”のすべて。
目次
第1部 躁期のビッグウェーヴは突然に(入国…のはずが日本行き強制送還!!;タイ縦断ショッピング・ジャンキー;奇行トラブル続出の躁病期;誇大妄想の果てに ほか)
第2部 虚々実々!?世にも奇妙な世界“奇行”(再び躁の大津波がやってきた!;ローマでビッグ・ボスと再会!?;タイ発!狂熱のムエタイ体験;バンコクで出会った日本人やくざ ほか)
著者等紹介
加藤達夫[カトウタツオ]
1972年10月、愛知県名古屋市に生まれ、福岡県で育つ。国立静岡大学人文学部卒業。卒業後、教育出版社にて営業職に携わる。人と話をするのが生来好きなたちで、営業という仕事が肌にあう。その後、転職し人材派遣会社にて人材コーディネータ職に携わる。登録スタッフの面接などが主な仕事で、初対面の人物と話をするのが楽しく、仕事は快適だった。1994年、大学卒業間近に重い鬱病にかかり、自殺を図る。それ以降も3年から5年に一度躁鬱病の躁状態となり、職業生活の危機に瀕しながら、病気と闘い続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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cho
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まともなはずの隣人が、爆走するキチガイ精神の觔斗雲に乗っかって行き着いた先は街角のディープな裏側。あんな事やこんな事をした挙げ句、死なずに戻ってきた。良かった。
Angelina
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なかなか衝撃的な内容で躁病というものの断片を理解するきっかけとなり興味深いが、面白く描いてあるぶん本人や周囲の人の苦悩も想像できる
たくちゃんのなおちゃん
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躁病者のピークの時の状態がよく書かれていたし、普通に読んでて面白かった。突拍子のないことも本人の中ではちゃんと考えあっての行動なんだなと思った。2009/05/27




