内容説明
砕ける波の飛沫から激しく渦巻く煙まで、流体の数学的な動力学は多様であり、アニメーションで最も難しい側面の1つです。本書は、粒子と格子、さらにはその2つの組み合わせを使い、実際に動作する流体エンジンの作り方を紹介しています。実践的かつわかりやすいやり方で、流体のアルゴリズムを開発者の観点から説明します。ソースコードを改良することで、さらなるエンジンの改良をすることもできます。本書は複雑な流体アニメーションのナビゲートと開発への究極のガイドとして役立ちます。
目次
1 基礎(初めての流体シミュレーター;本書の読み方 ほか)
2 粒子ベースのシミュレーション(スーラのように世界を見る;データ構造 ほか)
3 格子ベースのシミュレーション(世界をピクセルにする;データ構造 ほか)
4 ハイブリッドソルバ(なぜハイブリッドか;セル内粒子法 ほか)