内容説明
印象を描きとめる短時間の人物ドローイング。現実を題材にした作品で、どう個性を発揮すべきかがわからないアーティストは多い。ケイガン・マクラウドは、柔軟かつ自然に、楽しんで描くこと、それによって作品にエネルギーを吹き込む方法を提案している。取り消しの難しい画材(筆とインク、水彩絵の具)を使い、ドローイングの経験を重ねると、消しゴムや「元に戻す」ボタンを手放し、素早く大胆に描き進める方法が身に付いていく。ライン、トーン、カラーと、要素を1つずつ取り上げ、実践的なテクニックを豊富な作例で解説していく。本書があれば、ドローイングセッション、カフェや公園での観察スケッチ、あるいは写真リファレンスから、生き生きとした人物を素早く描きあげられるようになる。
目次
描く前に(画材;デジタル対アナログ ほか)
ライン/線(筆とインクのテクニック;線で描く人物ドローイング ほか)
トーン/濃淡(ウォッシュのテクニック;トーンで描く人物ドローイング ほか)
カラー/色(色のテクニック;カラーの人物ドローイング ほか)
著者等紹介
マクラウド,ケイガン[マクラウド,ケイガン] [McLeod,Kagan]
1999年よりイラストレーターとして活動。GQ、Entertainment Weekly、The Wall Street Journal、Marvel Studiosをはじめ、多数のクライアントに作品を提供。シェリダン・カレッジでイラストとドローイングを教え、自身のスタジオでは人物ドローイングのワークショップを毎週開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。