内容説明
ビジュアル資料の大饗宴による、古今未曾有の映画の追体験。『ダンジョンズ&ドラゴンズ』をスクリーンへ―本書はあなたをこのプロジェクトの舞台裏へといざない、さらにそのストーリーテリングや、世界観の構築、映画の背後にある創造性を紹介する。お気に入りのキャラクターやモンスター、ロケ地の背後にはどんな映画制作の魔法があったのか。鍵となる場面にいかにして命を吹き込んだのか。コンセプト・アートや撮影風景、キャストやスタッフへのインタビューを通してそのすべてを明かされたなら、この映画をもっと深く知ることができるだろう。
目次
1 キャラクター作成(冒険者パーティ;道中で出会う人々)
2 クリーチャー(親しみやすいクリーチャーと危険なクリーチャー;ドラゴン)
3 フォーゴトン・レルム(フェイルーン;アンダーダーク)
4 映画撮影の魔法(ライト、カメラ、アクション!)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokekko
2
好きな映画だったがパンフレットが日本未発売。そりゃあないぜ! と思いながらこの大盤本の英語版を買った。面白い! 映画のメイキング本というなかなかお目にかかれない要素も楽しいし、ダンジョンズアンドドラゴンズという世界観の説明書としても楽しい。そして最後の監督の「映画を作る時にはいつも不安になるけれど、不安になってる暇があるならまわりと協力してできることをやるんだ!」という言葉に励まされる。いい本だった。そしてまたTRPGがしたくなった。2023/10/07
クイックラック
2
映画「ダンジョンズ&ドラゴンズ」のアート集であり、メイキング裏話や設定資料なんかも載ったビジュアルブック。つまりは質のめっちゃいい映画パンフレットみたいなもので、これ読んだおかげでもう1回映画見たくなった! えっ、あのモンスターでてたっけ? あっ、この刑務所って「アイスウィンド・サーガ」のあの場所? この撮影ってそうやって撮ってたのか!! スタッフのD&Dへの愛情と、極力CGは使わないこだわりが見せる匠の技が詰まっていて面白かった!2023/10/03