内容説明
目指すグラフィックスを使ったゲームを作りたい!でもリッチなグラフィックスで処理落ちが…本書では、そういった悩みを解消できる「GPU最適化」について、マンガとイラストでわかりやすく解説しています。ゲームのボトルネックとなるプログラムを最適化することで、グラフィックスを改善し、リアルタイムで高品質なゲームを作ることができます。ゲーム制作初心者のカツユキ達と共に、基礎的なGPUの仕組みから最適化までの手法を学ぶ内容になっているので、より良いものを作りたいと思っているゲームプログラマーの入門書として、オススメの1冊です!
目次
0 GPUの最適化を始めてみよう
1 GPUパイプラインっておいしいの?
2 絵作りはレンダリングパイプラインを組む!
3 どこが遅いフレームか、観測してみよう
4 ボトルネックを探れ!
5 やってみよう、最適化の実践手法
6 理論からの最適化をしてみよう
7 新しいGPU機能って必要?面倒?
8 これから将来どうなる?
9 おわりに
著者等紹介
小口貴弘[コグチタカヒロ]
2002年に株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE、現在は株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント)に入社以来、プレイステーションを中心にGPUやグラフィックス、画像処理関連の研究開発に携わる。2017年にソニー・インタラクティブエンタテインメントを退職し、株式会社デンソーに入社。自動運転、先進運転支援システムの実装や、仮想環境の開発に従事。CGやGPUを応用した仕組みの研究開発に取り組む
ヨシムネ[ヨシムネ]
名古屋でSEをやっていたが、某女児アニメの3DCGを見て感動、3DCGを仕事にすることを決意。その後、スマートフォン向けゲーム開発会社をいくつか勤務し、2018年より株式会社Gateboxに入社。主にシェーダ開発、レンダリング最適化、リソースデータの最適化といったグラフィックスとその周辺の開発に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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