Design Systems―デジタルプロダクトのためのデザインシステム実践ガイド

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  • サイズ B5判/ページ数 256p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784862464125
  • NDC分類 007.61
  • Cコード C3055

出版社内容情報

AirbnbやTEDなど欧米のデザイン主導型企業で導入されている、成功するDesignOpsの実践手法Webが急速に変化して複雑化するなか、静的ページの観点から考えるのは不可能になってきました。制作者の
多くは、よりシステマチックな方法でデザインにアプローチし始めています。

すべてのデザインシステムが同じように効果的であるわけではなく、一貫したユーザーエクスペリエンスをも
たらすシステムもあれば、寄せ集めのわかりにくいデザインを作り出すシステムもあります。チームの関与を
奨励するシステムもあれば、軽視されるシステムもあります。時間とともに進化して、まとまりや機能を増し
ていくシステムもあれば、肥大化して扱いにくくなるシステムもあります。

本書は、うまく機能して長持ちするデザインシステムについて、著者自身の経験とデザインシステムの調査と
考察を行いました。規模やデザインシステムへのアプローチが異なるさまざまな企業を例に挙げながら、どの
ような要素があれば効果的なシステムとなり、チームが優れたデジタルプロダクトを作成できるようになるか
を探っていきます。

原書のDesign Sytem - A practical guide to creating design languages for digital productsは2017年にドイ
ツ Smashing Magazineから刊行され、高い評価とレビューを得ています。

この書籍は、上記書籍の日本語版として、ビジュアルおよびインタラクションデザイナー、UX実務者、フロン
トエンド開発者(HTML、CSS、JavaScript実装者)を読者像に制作しました。

基本編と応用編から構成され、基本編ではデザインパターン(再利用できるインターフェースの部分)の作成、
保存、共有、使用する方法について解説。応用編では、デザインシステムを確立、および維持するための実用的
な手順とテクニックを解説します。

監訳者は、Web黎明期よりユーザーエクスペリエンスのスペシャリストとして、海外のデジタルエージェンシー
の日本での活動支援や大手企業のデジタル事業戦略のアドバイス、プロダクト開発のデザイン支援などを行う佐
藤伸哉さんです。Razorfish勤務時代は、原書のレビュワーであるカレン・マクグイレインの部下でもあり、デ
ザインシステム導入の実情について精通しています。

1章 デザインシステム
2章 デザインの原則
3章 機能型パターン
4章 認知型パターン
5章 言語
6章 システムの属性
7章 計画と実践
8章 機能型パターンのシステム化
9章 認知型パターンのシステム化
10章 パターンライブラリ

アラ・コルマトヴァ[アラ コルマトヴァ]
著・文・その他

内容説明

成功するDesignOpsの実践手法!AirbnbやTEDなど、欧米のデザイン主導型企業の導入事例を解説。

目次

基本編(デザインシステム;デザイン原則;機能パターン;認知パターン;共有言語)
応用編(システムの範囲;計画と実践;機能パターンのシステム化;認知パターンのシステム化;パターンライブラリ)

著者等紹介

コルマトヴァ,アラ[コルマトヴァ,アラ] [Kholmatova,Alla]
UXおよびインタラクションデザイナーとして、幅広いプロダクトおよび企業向けのWebサイト制作に9年間携わる。最近では、オープン教育プラットフォームのFutureLearnでシニアプロダクトデザイナーを務めた。現在は、イギリスのグリーンエネルギーのスタートアップ企業BlubのデザインとUXの責任者を務めている

佐藤伸哉[サトウノブヤ]
株式会社シークレットラボ代表取締役/エクスペリエンスデザイナー。HCD‐Net認定人間中心設計専門家、LEGO SERIOUS PLAYメソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテータ、Google Developers Expert(Product Design)およびGoogle認定デザインスプリントマスター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さぼてん

14
デザインチームを管理する人向け。ブランドデザインの原則やパターン規則など総合的に逸脱したものにならないようにルールを作るのは大事です。まじ気を抜いたらそんなんばっかできるしなあ。slackやairbnb、atlassianなどの例が載ってるのがよかった。こういう会社でデザインの仕事したいなー2020/02/27

きゅうり

6
色やパーツ、モーションなどを集めただけでは、ただのモジュール集なのよね。システムとして活きるためにはサイトの機能も見直さなくては。と言ってもスモールスタートでも始めることが大事。2025/02/09

yyhhyy

2
Web・アプリデザイン中心に、デザイナーと開発者とがどう統一したUIを作っていくか?のためにルールや素材をどう管理しているか?を紹介した本。非常にためになる。2020/01/05

chiaki_tu

2
チームでデザインしていく際に、とても参考になる内容でした。チーム内で、認識がズレ、バラバラなデザインになり、手戻りが多くなることをおそれ、結局1人でデザインしてしまうことはまれではない。そうなると、毎回デザイン作業が属人的になってしまうので、そうならないためにも、チームで作業をしていくための良い指針となりそう。

oyamadashokiti

2
これからの時代のweb,アプリのデザイナーは必読の書ですね。まだまだ事例が少ない中でこういう本は貴重。僕らも試行錯誤しながら進みたい。2019/01/14

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