感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
霜月無二
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順を追ってプロットを完成させることができる。内容としては優しく、ある程度プロットについての書籍を読んだことのある読者なら、すんなり頭に入ってくるのではないだろうか。簡単だからと言って、手抜きをされているわけではなくて、丁寧に説明がなされているので、シナリオライター・作家志望の方などは一読することをお勧めします。2014/08/31
graceboard
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ビジネスとアートが対立概念と一般的に考えられているだけに日本のクリエイターにハリウッド的な手法を浸透させるに時間がかかるかもしれない。2011/08/20
washi
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アメリカの映画制作は「ビジネス」、日本の映画製作は「芸術」。映画を産業としてとらえれば、技術革新に取り組み、制作手法の効率化を図るのは当然のことだが、日本映画は怠っている。期待を抱いて観に行った映画が期待外れだったとしたら、誰もが次に映画館に行くのを躊躇する。日本映画はこれを繰返し、観客の数が増えることがない。著者に同感。にもかかわらず、「効率」を否定する人の多いこと。病根は深い。2009/01/18
TomohikoYoshida
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シナリオライティングのハウツー本。 ショートプロット→ミドルプロット→ロングプロット→フルプロット→ロットというような流れで、ルールや枠組み(テンプレート)に従いシナリオを工学的アプローチで完成させるための方法が書かれている。2016/10/27