内容説明
会社人生はゲームなのだ。ゲームは勝たなきゃ面白くないのだ。辞めたからこそわかった会社生活を充実させる12の真理。
目次
入社初日から社長を目指して全力疾走すればよかった
会社のカラーに染まりたくないなんて思わなければよかった
あんな風になりたいと思う上司をもっと早く見つければよかった
社内の人間関係にもっと関心を持てばよかった
思い上がらなければよかった
できない上司や嫌いな上司に優しくすればよかった
もっと勉強すればよかった
ゴルフを始めワインをたしなめばよかった
信念なんてゴミ箱に捨てればよかった
クリエィティブであるよりも堅実であればよかった
周りからの評価を得るために長時間働かなければよかった
同期が先に昇進したことを笑ってやり過ごせばよかった
著者等紹介
和田一郎[ワダイチロウ]
1959年3月8日生まれ。大阪府豊中市出身。京都大学農学部水産学科卒業。大手百貨店に18年間勤務。42歳で退職し、まだ珍しかった海外向けのアンティーク・リサイクル着物の販売を始める。2003年有限会社ICHIROYA設立。リーマン・ショックを経て現在は日本向けの販売に力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マエダ
85
知っていて損なことはないと読了。40代50代の人の仕事感は全てではないが得るものは多い。2016/07/19
ゼロ
47
心に突き刺さるような言葉が並んでいたビジネス書でした。18年働いていた会社を辞め、独立していたというのに後悔をしていることが12個あるらしい。どの言葉を見ても、そこまで書く必要はないんじゃないのか?と思うくらいに赤裸々に書かれていた。若者向けに書いているというのも納得します。もし会社人生を送る上で、悩みがある人は一度、読んでみるといい。出世する人は当たり前にやっているかもしれないが、普通の人は行ってないのかもしれない。定期的に読み返したくなるような一冊でした。2015/04/18
カザリ
42
くどいんだけど、いい本だった。飲みの席で酒を飲んだOBに説教されているような感じで、耳が痛いし、実は言われたことの半分ぐらいは「どうだろ」と、熟考の余地あり。もう一度、真剣に考えようと思ったヒントは、自分の生き方と仕事への姿勢、どんな仕事を選ぶのか、独立をするならその矛盾がないようにすることが、すべての始まりだということ。夢と夢への努力・戦略を一致させれば、目の前のことに力を注ぎ込んで、そこから得るものが多くなる。わかっているけれど、この全力がどの程度か、ほんと考えちゃうよ。2017/03/11
izumi
39
自己啓発本というより、痛々しい心情の吐露。私は著者と似たタイプの人間なので、共感できるところが多かった。このタイプの人間(内向的、頑固、素直、プライドが高い、視野が狭いetc)が、この本の内容を実践できるかというと、性格的にできないと思われるが、企業で働くとはこういう事だと認識するのには良いのかもしれない。2016/04/02
ふろんた2.0
27
社内政治、ゴシップに耳を傾け、酒席やゴルフに参加するとか自分も全く 関心を持ってやってないなあ。今更、この本に倣って人間関係の構築に精を出すのもなんだか痛い感じがするし、エンジニア職だとそんなことに時間使うくらいなら他にやることあるだろうと思うので、参考程度にとどめようと思います。ただ、最近読んだ本の著者でも人間関係ほったらかしで、独立しても前の職場の人と協業したりもしてるので多少は組織でもまれるのもいいのかもね。2016/09/07