内容説明
エイズ、エボラ出血熱、狂牛病、SARS、新型インフルエンザ、口蹄疫…。なぜ今、新しい疫病が多発するのか!感染症の歴史、新型病原体の解説を通して、疫病の本質を探る。
目次
第1章 疫病の人類史(最古の感染症の記録;アテネの疫病の正体;アスクレピオスの杖 ほか)
第2章 新疫病流行記(病原体の種類;病原体が感染する5つの経路;ウィルスは真の悪者 ほか)
第3章 人類への警告(50年前からの異変;再興感染症を生じた油断;ワクチンによる武装も解除された ほか)
著者等紹介
濱田篤郎[ハマダアツオ]
東京医科大学病院・渡航者医療センター教授。1981年に東京慈恵会医科大学卒業後、米国Case Western Reserve大学に留学し感染症、渡航医学を修得する。帰国後に東京慈恵会医科大学・熱帯医学教室講師を経て、2004年より海外勤務健康管理センターの所長代理。海外勤務者の診療にあたるかたわら、新型インフルエンザやマラリアなど海外の感染症対策事業を運営してきた。外務省の新型インフルエンザ対策・医療専門家委員も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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