内容説明
ハチ公、109、渋谷川、急な坂、代々木体育館、古代住居跡―世界に誇るシブヤ、1000個の財産。
目次
1章 東京の縮景としてのシブヤ遺産
2章 シブヤ遺産を探して―11の視点(大地の記憶;都市の周縁;都市の萌芽;シブヤバブル建築;じゆうけんきゅう―シブヤ人種採集 ほか)
3章 シブヤのひとに聞く(文字通り、シブヤは劇場である。―原広司さん;同じ場所なのに、社会情勢のように、人がいれかわる。―町田勇気さん;働きはじめて10年、休日にもシブヤに通っています。―樺幸世さん;国木田独歩の武蔵野の面影を探して、代々木公園へ。―東松友一さん;お兄さんの代わりにヨガを教え、いつのまにか40年。―ブッダデブ・チョードリーさん ほか)
著者等紹介
村松伸[ムラマツシン]
総合地球環境学研究所教授+東京大学生産技術研究所教授(兼務)。1954年静岡県生まれ、1978年東京大学工学部建築学科卒業、1980年東京大学工学系大学院建築学専攻博士課程進学。1981年中国政府留学生として、清華大学(北京)留学。1987年東京大学工学系大学院建築学専攻博士課程満期退学。2008年東京大学生産技術研究所教授を経て、2009年4月1日から現職。専門はアジア都市・建築・空間史、アジア近代建築および町並みの保存と再生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ja^2
0
渋谷で30年働いているからと言ってシブヤを知り尽くしているわけではないと知る2012/01/02
hosakanorihisa
0
様々な出会いがあり「都市を読む」というステートメントの元、いま渋谷を写真を撮っている。そのガイドブックとして選んだ本がこれ。村松伸氏の序文、都市に対する思い、が写真家として非常に参考になった。アースダイバーの次に読む本として、都市から何かを狩猟採集している方々にぜひともおすすめ。2013/08/21
shunkichi
0
M図書館。シブヤは嫌いなのでできるだけ近づかないが、ブラタモリを思い出して借りて見る。一番面白そうな、シブヤとシックスセンスの章は、もう少し内容をつめてほしかったな。円山町の近くに、佐藤春夫とか新耳にもでてきたお化け屋敷があるらしいぞ。(それがしりたかった)2012/03/21