内容説明
ミシュランガイド「京都・大阪2010」の三つ星に選ばれた、京都吉兆嵐山本店の総料理長が贈る、男子のための料理指南。
目次
焼くということ
煮るということ
揚げるということ
蒸すということ
燻すということ
漬けるということ
切るということ
米を美味しく食べる
料理の基本
著者等紹介
徳岡邦夫[トクオカクニオ]
1960年生まれ。「吉兆」創業者湯木貞一氏の孫にあたる。二十歳から本格的に修業を始め、貞一翁から料理の核心を学ぶ。その後、高麗橋吉兆、東京吉兆での修業を経て、京都・嵐山本店へ。1995年以降、総料理長として現場を指揮。伝統を守りながらも時代に即した食へのアプローチに挑戦し続け、日本料理に多彩な演出を行う。2004年、2006年イタリアのスローフード協会主催「食の祭典、サローネ・デル・グスト」、2005年スペインの「マドリッド・フュージョン」、2008年サンフランシスコ「味の開拓者:うま味シンポジウム」、2008年ニューヨーク「ジェームズ・ビアード財団マスターピースダイニング」に招聘される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
26
夫のために置いておいたんですが、興味を示さず。面白いのに。ドカンと大胆なのに繊細なところがプロですよね~。素人はちまちま気にして最後が雑になりがちですもん。こういうの、野外でご飯作る時こそ活用したいアイデアだな~、なんて思いつつ、自分が楽しく読みました。2019/11/28
nizimasu
6
吉兆の料理というと手間のかかった日本料理の真髄のようなイメージだったがその実は和食ならではの素材の持ち味を生かしつつのシンプルな料理法に驚くばかり。とはいえ迫力満点な写真の数々を観ているとやっぱり手目暇かかっている気がするのは老舗のイメージだからかな。やっぱりお出汁のとり方とかも時間がかかっています2015/10/08
仮面堂
2
目玉焼きは一番簡単な〈蒸し料理〉なのだそうだ。米の洗い方「腰を入れて手首に力を込めて研ぐ」ものではなくなっているのですね。今までな〜んもやらなかったお父さんが、定年後にいきなりやり始めそうな本格的な料理の内容。そして片付けその他もろもろの後始末は奥さんに…(T_T)2010/11/13
Great Eagle
0
簡潔にして深い内容。よって素人には難解2010/03/22