内容説明
持続可能な社会をめざす史上最大の革命は、いかにして生まれたか?カーソン『沈黙の春』、ソロー『森の生活』の精神を受け継ぐ、全米ベストセラー環境バイブル。
目次
1 祝福を受けた不安
2 グリーン史
3 企業の権利
4 エマソン、そして思想を受け継ぐ者たち
5 先住民族
6 グローバル・ビジネス帝国主義
7 免疫システム
8 再生
著者等紹介
ホーケン,ポール[ホーケン,ポール][Hawken,Paul]
環境活動家、起業家、ジャーナリストでありベストセラー作家。20歳の時から、サステナビリティ(持続可能性)、ビジネスと環境の関係の変革をテーマに考え、実践してきた。先見性あるオピニオンリーダーとして、政府や企業へ環境共生型事業についてアドバイスすることも多い。非営利組織ワイザーアースほかを運営している。米カリフォルニア在住
阪本啓一[サカモトケイイチ]
経営コンサルタント、作家、翻訳家。コンサルティング会社(株)JOYWOW会長。「ビジネス革命家」として、「人の気持ちと地球を消費し尽くすビジネス1.0」から「人の気持ちと地球をリスペクトするビジネス2.0」への革命を提唱、活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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taming_sfc
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ホーケンによる2009年の著作。環境運動史を追いつつ、中盤からは、環境運動の特徴とその強みについて、詳述する。環境運動およびネットワーク社会運動などに興味のある方にお勧めの一冊。2010/07/04
a.k.a.Jay-V
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明らかにサパティスタやオキュパイの事を言っているのに、何故かその言葉が出て来ない謎。タイトルは良く練られている。確かに、こんな時代だからこそ希望だけは捨ててはならない。しかし、それが、生温い希望だった場合には拒否してしまいそうな自分がいる。2022/03/12
Hiroshi Higashino
0
斜め読み.どうにも頭に入ってこなかった. 環境問題などをテーマに持続可能性(サステナビリティ)を考察したようなものといったらいいだろうか. 環境問題については、あまり良いイメージがない. 共生や博愛などの普遍的理念を語りながら、寛容さを失った原理主義的活動を行うような、急進派・過激派みたいな目的と手段がとっ散らかっている人が一部に目立つのが良くないのだろう. 根本的には持続可能性を持ち出すまでもなく、環境問題は歴史を見れば捨ておけない視点なので、その分野の参考図書としては良いのではないか.2020/04/09
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