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内容説明
アムステルダムに暮らす勝ち組夫婦を襲うがんという病魔。人生の一大ピンチでも、スタインの浮気症は止まらない。尊厳死が認められる国で、彼らが選択したものは?患者の家族がつづる、最も赤裸々な私小説闘病記。
目次
第1部 スタインとカルメン
第2部 スタインとカルメン、スタインとローズ
第3部 カルメン
著者等紹介
クルーン[クルーン][Kluun]
小説家、コラムニスト。1964年オランダ・ティルブルグ生まれ。経営管理学を修めたのち、マーケティング業界でキャリアを積んで独立起業
古田いず実[フルタイズミ]
オランダ語翻訳者、薬剤師。1970年兵庫県生まれ。1999年よりオランダ在住。臨床試験委託機関で勤務したのち、独立して翻訳業を中心に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
charuko
2
          
            快楽主義で浮気性のスタインにふりかかった、最愛の妻のがんという不運。なぜ僕がこんな目に……と嘆きながらも、愛人とのセックスで自分をどうにか奮い立たせながら、献身的に妻に尽くす姿はとてもリアル。自分自身の弱さ、薄っぺらさと向き合い、最後には「人生を軽く生きられるあなたの力がなければ、彼女は自分の病気に耐えられなかった」「こんな状況でもなんとか楽しく生きようとするあなたを誇りに思う」と妻や友人たちに言わせるスタインに、“がんの時代の愛”を感じて、涙。2009/02/17
          
        ムッシュ
1
          
            ★★★★★2009/04/30
          
        つみき
0
          
            スタイン&カルメン夫婦と娘のルナ、乳癌、そして彼らの周囲の人たちの物語。スタインの友達のフランク、トーマス、ハモンがいい奴だった。ユーモアの力と、今を生きる大切さを学んだ。2017/01/23
          
        Abdiel
0
          
            順風満帆な人生を送っていた夫婦に突如訪れた、ガンとの闘病生活。闘病生活の生易しくなさを描きつつも、それを支える夫の心情はリアルでありながら軽快に書かれている。そこにこの2人だからこそ乗り越えられた試練だったのだと感じることができる。スキャンダラスなタイトルだが、愛に溢れた良作。泣ける。2009/09/09
          
        yukiko1113
0
          
            文体が慣れず途中離脱
          
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