内容説明
事故や災害のリスク、失業などキャリア面でのリスク、資産運用上のリスク、食品偽装や振り込め詐欺など他人の悪意に起因するリスク…現代社会は将来の不確実性に満ちあふれたリスク社会だ。そこで必要なのは、リスクと正しくつきあうためのリテラシーであり、不確実な状況から先を読む力(=予測力)。いま注目される「予測市場」研究の第一人者が、市場経済、政界の流れ、トレンドの傾向、アイドルの人気動向…などさまざまな分野のトピックを例にとり、最新の理論を駆使してリスクと賢くつきあう思考法をレクチャー。不確実性の時代を生き抜くための意思決定指南書。
目次
第1部 リスクと予測の、あたりまえだけどあたりまえでない話(リスクについての「ある」話と「ない」話;予測にまつわる、ちょっと身も蓋もない話)
第2部 リスクを味方にする技術(リアルオプション思考;金融契約の技術が社会を変える;市場で予測する)
第3部 心頭滅却すれば(「リスクをいとわない」という発想;我にリスクを与えたまへ;リスクを「楽しむ」)
第4部 新しい革袋(開いて守る、という話;みんなの意見、みんなの力)
著者等紹介
山口浩[ヤマグチヒロシ]
1963年東京生まれ。筑波大学大学院ビジネス科学研究科修了、博士(経営学)。現在駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部准教授、及び国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)客員研究員。専門はリアルオプション、予測市場、仮想経済等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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