木星叢書<br> てつがくこじんじゅぎょう―「殺し文句」から入る哲学入門

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木星叢書
てつがくこじんじゅぎょう―「殺し文句」から入る哲学入門

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  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862380685
  • NDC分類 104
  • Cコード C0095

内容説明

意味もよくわからないのになぜかグッとくる。哲学者の書くとぎすまされた言葉には、歌舞伎役者の切る「見得」にも似た魅力がある。かたや大阪大学総長にして臨床哲学者、かたやフリーライター、肩書きにちがいはあれど、ともに哲学にとことんイカれた2人が、キェルケゴール、デカルト、カントから、ニーチェ、サルトル、メルロ=ポンティまで、古今東西の哲学者23人の「グッとくる一言」を題材に、哲学の魅力、おもしろさ、アブなさを語りつくす。ときにはんなりとやわらかく、ときに熱く繰り広げられる、極上哲学漫談。

目次

セーレン・キェルケゴール―『死に至る病』
ジャン=ポール・サルトル―『存在と無』
ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン―『論理哲学論考』
オルテガ・イ・ガセット―『大衆の反逆』
エドムント・フッサール―『デカルト的省察』
カール・マルクス―『資本論』
フリードリッヒ・ヘーゲル―『法の哲学』
フリードリッヒ・ニーチェ―『善悪の彼岸』
エマニュエル・レヴィナス―『全体性と無限』
ロラン・バルト―『テクストの快楽』〔ほか〕

著者等紹介

鷲田清一[ワシダキヨカズ]
1949年、京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。関西大学文学部教授、大阪大学大学院文学研究科教授、同研究科長・文学部長、同大学理事・副学長を経て、現在、同大学総長。専攻は臨床哲学。主な著書に『「聴く」ことの力』(TBSブリタニカ、桑原武夫学芸賞)『モードの迷宮』(ちくま学芸文庫、サントリー学芸賞)などがある

永江朗[ナガエアキラ]
1958年、北海道生まれ。法政大学文学部哲学科卒業。西武百貨店系洋書店に約7年間勤務の後、『宝島』および『別冊宝島』の編集、ライターを経て、93年ごろよりライター業に専念。「哲学からアダルトビデオまで」を標榜し、幅広い媒体で取材・執筆活動を行なっている。ライフワークは書店ルポ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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魚京童!

15
私が決めて、世界が決まった。ここに幸あれと言ったから、幸がある。光あれと言えば光ができるし、世界は私の世界だ。私しか生きていない世界で、哲学をする理由が見つからない。言語学に興味はない。私が納得してしまった。哲学は終わったのだと。AIが作ってくれるのだろうか。私の哲学を。哲学のその先を人間でないから見えているのだろうか。先が見える人になりたい。そんなことを思った。世界が新しくなる中で、私はただ停滞している。澱んでいる気がしてしょうがない。新しい風を浴びたい。2024/11/04

あなた

4
鷲田のこの哲学者はこの訳者でこの本からはじめるのがいいというミニコラムは使えるし、聞いてておもしろい。対談もときどきぽろっと眼からウロコの発言はあるが、無駄に下ネタに走ったりとなんか読み手をなめてるよねと感じたのはきっとわたしが現象学的還元できずにいるからだと思います2010/07/30

れん

3
「無知の知」と「鞭の血」。哲学は難解だけど、お二人の対話が楽しくて本の紹介も沢山あって、改めて贅沢な味わい。手元の本は2008年発行。ヴィンテージワインみたい。2021/09/10

スイスイ

3
哲学のいわゆる大物と呼ばれる人たちの著作から1フレーズ抜粋し、それについてフリートークしている。以下はカントに関する鷲田さんの発言。「自律というのは欲望に従うことでもなければ、自分の幸福を目指すことでもないんですよ。欲望というのは自分にとって他なるものです。自分でもどうしようもないものが欲望だから。自分がしたいことをするのが自律やというのは、欲望は自分のものだという誤解がある。カントに言わせると、欲望が他者であり、欲望にかられてなにかをするのは他律なんだ、ということ。」(p156)2016/04/14

tunehiro

3
「グッとくる」”殺し文句"から入る哲学入門。このような本を読むと、次に読みたい本が増えて増えてこまる。2010/05/02

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