内容説明
考古学界のアイドル(自称)が発掘のイロハから、考古学者の生態、謎の出土品、古代文字の解読まで知られざる考古学界のリアルをわかりやすく、ちょっとディープに爆笑講義。
目次
第1章 発掘ってナンダロウ?(発掘のハジマリ;なぜ“掘る”のか? ほか)
第2章 発掘する人たち(エミール・ブルクシュ―裏社会に顔がきいた荒くれ考古学者;ハインリヒ・シュリーマン―億万長者のギリシャ神話オタク ほか)
第3章 発掘されたモノたち(頬を押さえる女―元祖“お尻美人”;立つ女―胴長短足の可愛いアノ娘 ほか)
第4章 発掘された「文字」(古代文字ってナニ?;古代文字はスラスラ読めるの? ほか)
第5章 発掘をめぐるモンダイ(発掘された出土品は誰のもの?;盗掘という発掘 ほか)
著者等紹介
秋田麻早子[アキタマサコ]
2002年テキサス大学オースティン校芸術学部美術学科美術史修士課程修了。2003年~社団法人日本オリエント学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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コーデ21
8
1月に読んだ「絵を見る技術 名画の構造を読み解く」にはビックリ仰天!絵画鑑賞のテクニックには目からウロコが落ちまくりでした。で、著者である秋田麻早子さんの他の本はないものか?と検索した結果、発見したのが本作です^^ 裏表紙のアイドル風写真には度肝を抜かれた(笑)けど「考古学や発掘」のイメージをガラリと変えてもらえる楽しい本でした♪ 古代文字の読み方や「古代おもしろ史料」なども興味深し~! 2020/02/29
関東のカササギ
2
適度にふざけてて、適度に真面目に語っていて面白かったです。文字疲れした時に読むのにピッタリでした。2020/09/06
鼻毛カッター
2
楽しいイラストも多く、鼻につかない程度のさばけた文章も面白い。ただガチガチのハードカバーで1500円は高いんじゃないの。新書で800円くらいならもっと売れたのでは。2010/08/24
陸
1
考古学の楽しさを教えてくれる本。いきなりカタカナ変換あるから、そういう単語かと読むのが止まるので、そこは読みづらかった。古代の文字の解読、出来てるのが凄すぎる。2022/05/29
コンチ
1
考古学や発掘の裏話が、イラスト満載で面白おかしく語られている。古代文字の解読方法や、考古学者の性質色々など、とても興味深く読むことが出来た。近くの美術館が紹介されていたので、また行ってみたい。2011/04/25
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