内容説明
過去の回想から、未来を生きる心の強さをさがす。大切な記憶を愛おしみ、辛い記憶を供養する。対話や交流により自分自身と居場書を再発見する。高齢期の心を整理・統合し、自由と健全さを取り戻す「回想法」。日本での展開に携わってきた著者が、その歴史と具体的手法、実例を紹介する。
目次
第1章 高齢者の心理支援に向き合う全般的態度
第2章 レミニッセンス・セラピーのための心理アセスメント
第3章 レミニッセンス・セラピーの全体像
第4章 レミニッセンス・セラピーの方法
第5章 ライフレビュー・セラピー―心理療法と組み合わせたLRT
第6章 自分で行うレミニッセンス・セラピー
著者等紹介
志村ゆず[シムラユズ]
名城大学人間学部准教授。臨床心理士。公認心理師。早稲田大学大学院博士後期課程人間科学研究科健康科学専攻修了、博士“人間科学”。高齢者の心理学的援助、高齢者ととりまく人々に対するエビデンスに基づく援助方法、特に回想法の研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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