内容説明
米国最高の知性が、アングロ‐アメリカ人の世界制覇の要因や今後を、その海洋国家システムや変化を重視する動的宗教、価値観に着目して、歴史的視野から明かす。
目次
第3部(白のクィーン―「開かれた社会」における宗教の役割;エクセルショー!―ヤンキーの向上心に与える資本主義とカルヴィニズムの影響;ジャイロスコープとピラミッド―アメリカ社会が依拠する理性、啓示、伝統のアングリカン社会)
第4部 神は何を為し給ひしや(歴史とは何ぞや―現代世界を形成している二つのメタ物語(一)アブラハムの物語
歴史との戦い―現代世界を形成している二つのメタ物語(二)資本主義・進歩主義の物語
黄金のミーム―見えざる手、ウイッグ史観、神との契約
ウイッグ・バビロン―「歴史の終わり」と「文明の衝突」)
第5部 歴史の教訓(海洋国家の将来―アメリカ衰退論と海洋国家の大戦略「グリニッジ長老の議定書」;ゴーストダンサーたち―アメリカとイスラーム世界との関係;文明間の外交―ラインホールド・ニーバーの洞察;歴史の終わりとは―グローバル社会の発展と永続革命)
著者等紹介
ミード,ウォルター・ラッセル[ミード,ウォルターラッセル] [Mead,Walter Russell]
バード大学外交・人文科学教授および論壇サイトThe American Interest総合監修者。外交問題評議会ヘンリー・A・キッシンジャー米外交政策上級研究員を歴任。フォーリン・アフェアーズ誌に定期的に書評を執筆。『神の加護』は、英エコノミスト誌が「世界で最も重要なノンフィクション賞」と評したライオネル・ゲルバー賞を2002年に受賞
寺下滝郎[テラシタタキロウ]
翻訳家。1965年、広島県呉市に生まれる。1988年、学習院大学法学部政治学科卒業。1999年、東洋英和女学院大学大学院社会科学研究科修了。修士学位論文「日本における外国経済界のロビイング~在日米国商工会議所(ACCJ)を中心に」で長野賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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