神と黄金〈下〉―イギリス、アメリカはなぜ近現代世界を支配できたのか

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神と黄金〈下〉―イギリス、アメリカはなぜ近現代世界を支配できたのか

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  • サイズ B6判/ページ数 370p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862280718
  • NDC分類 253
  • Cコード C0031

内容説明

米国最高の知性が、アングロ‐アメリカ人の世界制覇の要因や今後を、その海洋国家システムや変化を重視する動的宗教、価値観に着目して、歴史的視野から明かす。

目次

第3部(白のクィーン―「開かれた社会」における宗教の役割;エクセルショー!―ヤンキーの向上心に与える資本主義とカルヴィニズムの影響;ジャイロスコープとピラミッド―アメリカ社会が依拠する理性、啓示、伝統のアングリカン社会)
第4部 神は何を為し給ひしや(歴史とは何ぞや―現代世界を形成している二つのメタ物語(一)アブラハムの物語
歴史との戦い―現代世界を形成している二つのメタ物語(二)資本主義・進歩主義の物語
黄金のミーム―見えざる手、ウイッグ史観、神との契約
ウイッグ・バビロン―「歴史の終わり」と「文明の衝突」)
第5部 歴史の教訓(海洋国家の将来―アメリカ衰退論と海洋国家の大戦略「グリニッジ長老の議定書」;ゴーストダンサーたち―アメリカとイスラーム世界との関係;文明間の外交―ラインホールド・ニーバーの洞察;歴史の終わりとは―グローバル社会の発展と永続革命)

著者等紹介

ミード,ウォルター・ラッセル[ミード,ウォルターラッセル] [Mead,Walter Russell]
バード大学外交・人文科学教授および論壇サイトThe American Interest総合監修者。外交問題評議会ヘンリー・A・キッシンジャー米外交政策上級研究員を歴任。フォーリン・アフェアーズ誌に定期的に書評を執筆。『神の加護』は、英エコノミスト誌が「世界で最も重要なノンフィクション賞」と評したライオネル・ゲルバー賞を2002年に受賞

寺下滝郎[テラシタタキロウ]
翻訳家。1965年、広島県呉市に生まれる。1988年、学習院大学法学部政治学科卒業。1999年、東洋英和女学院大学大学院社会科学研究科修了。修士学位論文「日本における外国経済界のロビイング~在日米国商工会議所(ACCJ)を中心に」で長野賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shin

17
新幹線の中に忘れてはるばる博多から送り返された末に読了(涙)。下巻も目眩がするくらい幅広い視点から、アングロ・サクソンが築いてきた社会とその行く末を論ずる。特にアメリカの論説に触れるとき、日本人たる私にとって最も分かりにくいのはその根底にある集合的価値観であり、著者が言うところの「理性・宗教・伝統」がせめぎ合う中での《真の論点》が体感的に理解できないことにあるということが分かった。自由主義的資本主義の標榜はその現れの一側面に過ぎず、それだけを批判するのは氷山の頭に石をぶつける行為に等しいのだろう。2015/04/30

ブラックジャケット

9
上巻末から下巻の頭まで宗教に関しての分析がある。アブラハム系三宗教を動的な宗教として位置づけ、静的宗教と一線を画する。ここで題名の「神と黄金」の意味が理解出来る。著者はプロテスタントと資本主義を考察したM・ウェーバーから、さらにふるいをかけ、資本主義に合う宗教を寄りだした。英語を話すユダヤ教徒は彼の主張するアングロソフィアの範疇に入るのだろう。唯物論のマルクス主義を退け、英国・米国の覇権の影には資本主義のダイナミズムと同調する宗教のバックアップがあったことを指摘している。勝ち組の文明論史の位置づけか。 2019/06/15

takao

2
ふむ2023/11/06

ところてん

0
アングロ・アメリカの歴史を描いた下巻です。資本主義を産み出し広めた、アングロ・アメリカのより根源的な力が詳しく語られます。ニーバーの思想の可能性についても触れられています。2016/09/30

ozapin

0
下巻は資本主義が世界を巻き込んでいく様を描きながらアングロアメリカんの活力の根源には変化によって富と快適性を追求し少しでも神に近づきたいという願望があると説く。といわわけで永続革命は続くというのだ。著者謝辞でソロスとの交友関係を披露しているのが面白い、かなりにソロスとの会話でヒントを得たのだという。2014/08/24

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