内容説明
乳幼児期から始まる読み書き・算数教育の抜本的見直し。本書では、発達途上の脳に関する現在の知識を、さまざまな領域における教育と学習の問題に関連づける。
目次
1 教育、心理学、そして脳
2 脳と心の関連づけ
3 見ることを学ぶ
4 自分自身の心
5 遺伝子と環境
6 気質と学習
7 読み書きの能力
8 数的能力
9 熟達性
10 学校への準備
著者等紹介
ポズナー,マイケル・I.[ポズナー,マイケルI.][Posner,Michael I.]
オレゴン大学名誉教授。認知神経心理学の世界的第一人者。人間の注意のメカニズムについて膨大な脳科学・心理学の研究をすすめてきたことで知られる。オレゴン大学でロスバートと共同の研究室を開き、二人で多数の論文を発表してきた
ロスバート,メアリー・K.[ロスバート,メアリーK.][Rothbart,Mary K.]
オレゴン大学名誉教授。子どもの気質研究をリードしてきた発達心理学の第一人者
無藤隆[ムトウタカシ]
白梅学園大学子ども学部教授。東京大学教育学研究科(博士課程)中退。お茶の水女子大学・子ども発達教育センター教授を歴任。発達臨床心理学の第一人者
近藤隆文[コンドウタカフミ]
翻訳家。一橋大学社会学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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