内容説明
花粉症や慢性習慣病の原因は主食についての勘違い!これはその謎解きの物語。
著者等紹介
根本達也[ネモトタツヤ]
医師。1949年山形県鶴岡市に生まれ、10歳時に埼玉県川口市に転居。東京都港区芝高等学校卒業。1974年福島県立医大卒業。その後首都圏で勤務し、医師としての修業を続ける。その間1991年より2000年まで長野県の病院に勤務。その頃から花粉症状が出始めた事がきっかけで食事とアレルギー疾患との関係に興味を持ち、独自の食事調査で「三つの法則」に気付き、それを応用した食事療法がライフワークとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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大島ちかり
7
医者が小説の人になって、経験や思ったことを教えてくれるお話。内容自体はあるあるだけれども、医者が言うだけあって、衣食住については、その通りだと納得できる。2018/03/16
しん君
4
健康で長生きするには『医食同源』の考え。多忙を極め医療人生に疲弊。そんな医師が北国のとある山村の診療所へ赴任。そこで健康や病気って何かを先輩医師や村の人から教わってゆく。その一つが主食中心の食事療法。世界の三大主食は米、小麦、ジャガイモ。日本でもジャガイモ中心の主食で健康な方がいるそう。生活習慣病だけでなく、アレルギー、風邪などの原因についても触れている。掃除と換気が不十分な我が部屋、空気清浄機で花粉症も防げるか?医療人生で一番の後悔は誤診。その患者を看取るも謝罪出来なかったのは辛い。2021/04/03
いなこ
3
私も花粉症。これからはご飯にじゃがいもを多く食べて、小麦食、卵を少なくするようにしてみようかしら。薬は嫌いなので、それで症状が改善されたらいいな。掃除もまめにする。医師の書いた調査に基づく物語です。2016/10/15
skr-shower
2
家族用図書館本。遺言と表紙にあるが小説仕立て。長い間食べ続けた米が体には合っているのかもしれないが、もっとあうものももしかしたらあるのかもしれない。農業政策・米信仰を取り払っても同じ事が言えるのか?2023/01/02
John
2
健康に関わる食生活の内容を物語の中で解説してゆく健康本。これまで読んだこの類の本は栄養学の内容をつらつらと書いたものばかりで途中でマンネリ化したり読み続けるのが嫌になったりしたものだが、小説風の物語の中で健康や病気や食生活について解説してゆくので飽きずに最後まで読めた。ただ少し文章や構成、話の展開が純粋な小説よりはこなれていないのが少し残念。2021/02/24